spamは年々増加中。なんだかこの頃、受け取る迷惑メールの数が半端でなくなってきて弱っているのですよ。つい数カ月前までは海外からのものが主流だったというのに、今は日本語のものが主流になって、その数にしても半端ではありません。十件二十件なら、まあこれくらいならしかたないかくらいに思う余裕もありましたが、数十件となるとそんな悠長なこといってられません。そんなわけでこのスナップショットを見てくれ。こいつをどう思う?
これが今私が一日に受け取っているspamです。約五十件。これまではこうしたspamを迷惑メールとしてチェックするだけで、受信トレイからは移動しないようにしていました。ですが、さすがにもう限界です。なので、Mail.appの機能のひとつである迷惑メールフィルタを本格稼働させることに決めました。
迷惑メールをフィルタできるのはよいのですが、問題がないわけではありません。それはフィルタの精度の問題。普段はかなりいい感じにフィルタリングしてくれてはいるのですが、まれになんでもない普通のメールを、迷惑メールとして判断することがあります。
こうした誤判断は、私宛てにはじめてメールをくれた場合や、あるいはメールアドレス変更後の最初のメールに起こることが多くて、それが知り合いからのメールだった場合だとちょっと困ります。なので私はこれまで迷惑メールフォルダを利用してこなかったのですが、ですが迷惑メールの総量が増えてくれば状況が変わってきます。
今度は人が間違えだすのですよ。十件二十件の中から有用なメールを拾うならなんの問題もなかったのが、三十件四十件の中からとなると、私が誤判断してしまうのです。迷惑メールはMail.appが色付けしてくれていたのですが、それを次々deleteするついでに、必要なメールまでdeleteしてしまう。それで、ごみ箱の中から必要なメールをあさる。こうしたことを二度ほどやって、あまりに馬鹿馬鹿しくなって、というかついに堪忍袋の緒が切れて、迷惑メールは迷惑メールフォルダに自動で送られるよう、設定を変更したのでした。
こうなると、普段目にするメールからは迷惑メールが激減して、あるとしても数通程度に過ぎません。そいつらも迷惑メールであるとチェックしてやれば、次からはもう現れません。ということで、ずいぶん楽になりました。正直、もっと早くからこうしておけばよかったと思います。
こうして私は迷惑メールの自動振り分けをするにいたりました。ですが、時には有用なメールが迷惑メールフォルダに送られることもあるでしょう。私は常に迷惑メールフォルダの中も確認していますが、それでも見落としがないとは限りません。
私に宛てて出されたメールの返事がない場合、数日から数週間なら私に返事を書く余裕がないと考えるのが妥当ですが、いつまでたってもこないようなら、迷惑メールと誤判断された可能性を考慮してください。
しかし、本来なら善意のやり取りが成されるはずのメールであるのに、なんら落ち度のないユーザが上のようなようわからん案内をしなければならないとはいびつな話です。なんらかの方法で、不作法な連中を取り締まるだとかはできないものでしょうか。なんらかのペナルティを課すであるとかはむりな話なのでしょうか。
この件に関しては、わたし……、怒ってますわよ。
< BathyScapheのバージョンアップ スキャナのドライバをインストール Tiger編 >