昨日のこと。サイトの更新をすべく、Dreamweaverで作業をしていたときのこと。デザインビューからコードビューに切り替えようとしたところ、Dreamweaverが異常終了したのでした。最近では滅多にないこと。なんだ、おかしいな、そんなことを思いながら、再度アプリケーションを起動して、ファイルを開こうとしたところ、またも異常終了。なんど起動しなおしても、ファイルを開くタイミングで異常終了するようになってしまって、ああ、これは設定ファイルが壊れたな、そう思いました。
Macintoshを長くさわっている人だと、アプリケーションに異常がおこったら設定ファイルを捨てるといい。これが常識のようになっています。Dreamweaverの設定ファイルは、~/Library/Preferences/Adobe Dreamweaver CS3 Prefs、つまりこいつを捨てればいいのですが、しかしそれをすると、サイトの設定は全てきれいに吹き飛びます。だから、なにがあってもいいように、正常に動作している時の設定ファイルをバックアップしておくのが常道、であるのですが、私はこのところあまりにDreamweaverが問題なく動作するものだから、その当たり前を忘れてしまっていました。確かにバックアップはあるのだけれど、しかしいったいそれがいつのものかまではわからない。困ったなあ。どうしようかなあ。
そうだ、TimeMachineを使ったらいいじゃないか。
天啓のようにひらめいたのでした。
昨日の時点では正常に動作していたのだから、戻すのは昨日まででいい。まずは、異常のあると思われるDreamweaverの設定ファイルをデスクトップに退避し、そしてTimeMachineを起動。過去に向かってずらりと並んだPreferencesフォルダを一日だけ遡り、Adobe Dreamweaver CS3 Prefsを選択、復元をクリックすれば、先程排除したAdobe Dreamweaver CS3 Prefsが復活しています。この状態で、Dreamweaverを起動してファイルを開くと、おお、問題なく開きました。つまり、確かに問題は設定ファイルの不具合であったということが判明したのであります。
TimeMachineといえば、ファイルを自動的にバックアップしてくれる、そんな機能です。そしてそのバックアップ対象には、もれなく設定ファイル群も含まれるのですね。なにかのはずみで設定ファイルがおかしくなる、あるいは誤っておかしな風にしてしまった。そんな際には、慌てず騒がずTimeMachineで復活させるのがよいのだと、今回のことで学習しました。そしてこれは、TimeMachineは意外に使える、そんな印象をさらに強めることとなりました。
しかし、最初にDreamweaverがこけたのはなんでだろう。それは、先日バージョンアップしたAquaSKKのためではないか、そんな気がしています。なぜかDreamweaverとの連携がうまくいかなくて、それでちょっとAquaSKKの設定を触ったりしていまして、例えば入力モードアイコンを表示するにチェックを入れると、コードビューへの切り替えでDreamweaverがこけます。けれど、その最初にこけた時は入力モードアイコンは表示していなかったはずで、けれどその時は入力モードを文書毎に保持するのチェックも外していた。そのためなのかなんなのか、現状における症状再現は、入力モードアイコンを表示するがチェックされている時のみ。なので結局は原因不明です。
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