Mac OS X用のJavaが、やっとこさアップデートされました。ええと、詳細は次の記事をごらんください。
今回のJavaのアップデートは、ソフトウェアの持つ脆弱性の修正が主なものであるのですが、実はこれ、かなり前の段階からわかっていた、つまり既知の脆弱性でありまして、先月リリースされた10.5.7アップデートで修正されることを期待されていたものだったのだそうです。ですが、修正されなかった。本家、SunのJavaでは修正されていたこのセキュリティホールが、AppleのJavaではなかなか修正されない。こうした状況に業を煮やしたセキュリティ企業が、重大レベルの警告を発するとともに、コンセプト実証コードの公開に踏み切り、早急の対処を迫るなんてことがあったんですよね。だから、なんとか早めにアップデートされないものかなと、ちょっと心配に思っていたのでした。
そして、本日アップデータが公開されて、待ってましたとばかりにアップデートしたというわけです。セキュリティ、コンピュータの安全性は、こうした脆弱性が放置されていると極端に低下してしまうものだから、なにはなくとも塞いでおきたい。だって、もたもたしているうちに、脆弱性を突く攻撃サイトができるかも知れない。なにかのはずみで誘導されてしまうかも知れない。それでトロイやら送り込まれたら最悪です。実際の話、私はあまりJavaアプレットは利用していないのですが、しかしそれは今までの話で、そもそもWebページというものは開いてみるまで、中身がわからないものであります。知らないページのリンクを踏んだら、悪意のあるアプレットがありました。そういう危険もあるから、塞ぐ手が用意されている場合は、とっとと塞いでしまうのが正解です。
といったわけで、Javaのアップデートについてでした。
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