先日、MacBook Proと一緒に注文したLogic StudioとApogee Duet、外付けハードディスクが、MacBook Proに先駆けて到着しました。
写真は、ハードディスクの箱に貼り付けられていた保証書のシール。なにごとかあったら、これが重要になります。なにごともおこりませんように。
といったわけで、Apogee Duet、これだけでも試してみようと、早速iMacに接続してみました。Time Machine用に繋いでいるLaCieのハードディスク経由で繋いでみて、再生に関しては問題なし、といいたいのだけど、最初の音出しにはちょっと手間取りました。ドライバを入れずに使っているのですが、まさか繋いですぐは出力がミュートになってるだなんて思いもしない仕様で、説明書を読み直して、ああ、ノブを長押ししてミュートを解除しないといけないんだ。ええ、ちょっと手間取りましたよ。
さて、繋がったとなったら、音質のチェックですよ。比較対象はM-Audio Fast Track Pro。iBook G4時代から愛用してきたインターフェイスです。比較に使った音源は『キグルミ惑星』と『点呼する惑星』。本当ならクラシックでも比較すべきだったのでしょうが、残念ながらホルストの『惑星』は持ってなかったので断念しました。
聴き比べてみて、Apogee Duetの方が音の存在感がしっかりしてるな、そんな感触を得たのですが、これ、いつも思うことですが、Apogee Duetの方が高級機であるという思い込みが評価に影響してるんじゃないのって? そんな疑問もありまして、しつっこく聴き比べて、やっぱり違うよな、違うよね、ええ違うと思います。Fast Track Proの方が音が硬い、それをタイトと表現することもできるかも知れない、そんな感じで、だからもしかしたらFast Track Proの方が好きと思う人もあるかも知れないな、そんな感想を得ました。
Apogee Duetの方が、音の存在感がしっかりしている。そのせいでしょうか、オケがぶ厚くなったような印象があって、まるでミックスが違ってしまってるような感じさえありました。多少音を大きくしても、耳に痛くない。非圧縮の高音質音源で聴いたら、もっと違いが際立ったかも知れない、そんな印象もあります。クラシック等の、アンサンブルや響きを重視して録音された音源に向くかも。ですが、今のところ漫然と聴いていたらわからない程度といえばその程度です。これ、おそらくDuetをずっと聴いて、慣れきってからFast Track Proに戻ると、一発で違いわかったりするんだろうな、そんな感じがします。
私はこれをLogic Studioと一緒に使う目的で買ったのですが、音楽を聴くためだけにApogee Duetを導入するという人があるとしたら、それはあまりに贅沢である。そんな風に思います。けれど、ほんの少しでも音質を向上させたい、そのためには多少の出費もいとわない、そんな人にはいいインターフェイスかも知れません。ただ、ちょっと問題があるとしたら、Duet本体で電源のオン/オフができたらよかったかなって、特にリスニング用途なら、って思います。
今後、iMacで音楽聴く時は、Duet使うことになりそうです。Fast Track ProはMIDIインターフェイスとして、そしてDuetも音楽制作に使います。ケーブルの抜き差しとか、ハードに扱っても問題ないよね? 雑な取り扱いするつもりはないけれど、この点は少し心配です。
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