こないだ、お試しBlogでもいっていたように、ちょっとオーディオインターフェイスを欲しいななんて思っていまして、だからですね、買っちゃいました。で、本日楽器店に入荷。連絡を受けたわけではないんですが、たまたま漫画を買いにいったついでに寄ったら、届いてますよということだったので、早速受け出しですよ。購入したのはM-AudioのFast Track Pro。コンデンサマイクも使える4 in/4 outの中堅上位といったらいいんかな、それくらいのレベルの機材で、このコンデンサマイクを使える(マイクプリが搭載されていて、ファンタム電源に対応している)というところが私には重要だったんです。
なんでかといいますと、私はこの間ギターの録音をしましてね、それが結構ちゃんとしてるみたいにいってもらえたんです。だもんで、調子に乗ってみようと思った。最初はUA-25を買おうかそれともFA-66にしようかと迷っていたんですが、日本では2005年1月20日発売のFast Track Proがいい感じに両者の間を埋めるような位置にあって、よくまとまっていると感じられたものですから、これに決めたんですね。もう、ほとんどといってもいいくらい情報はなくて、英語情報まで探したくらいですが、でもなんだもう買っちゃえというような勢いです。
このオーディオインターフェイス。Macintoshにはドライバのインストールをしなくても繋がるんです。クラスコンプライタントに対応しているということで、Mac OS X 10.3.9以降ならドライバインストール不要。ただし、これでは入出力のチャンネル数および量子化ビット数、サンプリングレート等に制限があるんですけど、まあ今のところ大丈夫。ドライバなしで使っています。
USBケーブルでiBookとFast Track Proを接続。電源スイッチを入れたら、もうそれで認識されています。システム環境設定はサウンドを開き、出力、入力ともにFast Track Proを選択します。出力にはFast Track Proという項目がふたつありますが、ひとつはヘッドフォン出力端子への出力、もうひとつはS/PDIF出力です。Fast Track Pro前面パネルにもうけられたA/Bモニター・セレクタスイッチを押すことで、S/PDIF出力をモニターすることもできますが、なぜかこちらの出力レベルは高く、ホワイトノイズも強い。このあたりについてはオーディオの知識がないのでなんでかわかりませんが、そういうものなんでしょうか。
ヘッドフォン出力を選択し、普段使っているヘッドフォン(Sansui SS-2)を接続。ちゃんと繋がっていないんじゃないかと感じたほどに静粛で、ノイズとかは感じません。とはいえ、iBookのサウンドは結構しっかりしているのか、通常のオーディオ端子に繋いでもノイズがのっているようには思えなかったので、このへんは両者引き分け。ですが、再生してみたらわかるんですが、やっぱりちゃんとしたオーディオ機器をとおすと変わりますね。低音の膨らみと余韻がすばらしく、全体にも空間が広がったような気持ちよさが感じられます。ああ、やっぱり違うんだなと思いました。特に、Fast Track Pro経由で聴いてから内蔵オーディオアウトに切り替えると顕著です。
ヘッドフォンを使わない場合は、オーディオインターフェイスの電源スイッチをオフにしておくと自動で内蔵オーディオに切り替わります。オンにすると、以前にFast Track Proを選択しておけば、ちゃんとその設定を覚えていてくれるようで、本体から音声は出なくなり、Fast Track Proから出力されます。このあたりは結構心配したのですが、というのはですね、オーディオインターフェイス経由で聴いてる時に、内蔵スピーカーは生きていたらおかしいじゃないですか。あんまり外に流れてもらっては困る曲もあるでしょう(ないですか?)。けれどこのへんの使い勝手はちゃんとしていて安心しました。
現在の録音環境は、まずはWindows機に用意してしまっているので、Macintoshでは当面その予定はありません。ですが、いずれは録音用の速いハードディスク(理想はFireWire接続)とGarageBandを用意して、快適録音環境を構築したいものです。確かGarageBandは16bit/44.1kHzでの録音にしか対応していないはずだから、ドライバのインストールはこの後も不要ということになりそうですね。
ちなみに、Fast Track Proと一緒に購入したものは、以下の通り:
この機材に負けないだけの腕を磨かんといけませんね。負けませんよ!
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