Blogger高機能

 BlogSpotに新しいこととねお試しBlogを開いた、ということはつまりBloggerを利用しているということなのですが、このBloggerというのが思いのほかに高機能で、それこそ気の済むまでカスタマイズし続けることができるという柔軟な仕様が素晴らしい。デフォルトではトラックバック機能がないけれど、他サービスを利用して機能追加も可能だし、その他、Widgetというのかなんというのか、サイドバーにWeb拍手を追加してみたり、Flickrのフォトバッジを追加してみたりなんてのが、実に簡単におこなえます。以前のBloggerだと、テンプレートに直截手を入れる必要があったのが、今ではグラフィカルなインターフェイスが用意されていて、とにかく楽。このような機能の充実したツールを無料で利用できるというのですから、他サービスは、よほどなにかに特化するものがないかぎり対抗しがたいものがあるなと思うほどであります。

期待の機能はラベル

 以前のBloggerはカテゴリがなくて、それをいろいろな手段でもって代用するという試みがなされたりしていたものですが、新しくなったBloggerでは基本機能としてラベルが用意されています。ラベルというのは、そのままカテゴリと理解してもいい機能であると思うのですが、各記事に分類のラベル(テキスト)を与えてやることが可能なのです。ひとつの記事に複数のラベルを追加することも可能。こうしてラベルを付与しておいてやると、それぞれのインデックスを自動で作成してくれるのです。

 私がこの機能に期待するのはなぜかといいますと、ラベルごとに記事数をカウントしてくれる機能があるからなのですよ。実をいいますと、私はあのBlogにどれくらいの記事があるのか把握していません。総数もわからなければ、各カテゴリごとの内訳もわからず、おそらくは漫画カテゴリーが最多の記事を擁するのだろうなということくらいは予想しますが、けれど実態は不明なのです。それが、記事をすべて移行した暁には明らかになるのです。どのカテゴリにどれくらいの記事があるかという、はっきりした目安が得られるのです。

 あと、些細なことですが、一記事に複数のラベルが設定できるのもありがたいところです。楽譜の扱いがちょうどそんな感じなのですが、本でとるか音楽でとるか、迷った揚げ句音楽にしていることがおおいのですが、本になっているケースもままあります。それを、どちらかに押し込めるのではなく、どちらもに対応させられるというのは私としてはありがたい話。結果的に、各ラベルの記事数の総和は全記事数を上回りますが、けれどそれも悪くないと思います。えてしてカテゴライズというのはそういうものですから、複数のカテゴリにまたがるようなものを扱うときには、非常に便利であるなとちょっと喜んでいます。


<   >

わたしの愛した機械へ トップページに戻る

公開日:2007.06.25
最終更新日:2007.06.25
webmaster@kototone.jp
Creative Commons License
こととねは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(表示 - 継承 2.1 日本)の下でライセンスされています。