2005年はこととねにおけるweb拍手年ということもあって、こととねでは、web拍手に関する文書が次々と公開される運びとなっている。サイト管理者にとってweb拍手が励みになるということを実感して、よりたくさんの拍手をもらうにはどうしたらいいかという考察をはじめ、より安全にweb拍手を楽しむための文書なども公開。そしてついに、画像の公開にまでこぎ着けた。
お、ついに萌え絵か!? というと実はそうじゃないんで申し訳ない。
例えばだね、私が漫画やイラストを描くのが趣味で、年に二度ほど関東圏の大イベントに参加している(それも出展側として!)とかいうなら話は早かったんだが、はっきりいってこの数年絵なんて描いてないどころか、もともとから描ける口ではないのだから、そも無理な話だったのかも知れないなあ。というわけで、とりあえず描けたところまでを公開してみようと思ったのだよ。
で、それは萌え絵かというと、そうじゃないんで申し訳ない。
コピーの裏紙を持ってきて、久しぶりに鉛筆でがりがりやってみて、いや、なんというんだろうね、夏休み明けには絵が下手になっている法則を思い出した。絵の練習に没頭できる環境といえば、やっぱり授業中と決まってるんだな。あの無味乾燥な空間に拘束されるというシチュエーションが絵の上達には重要なのだ。
夏休みには、ほら、勉強しないから鉛筆持たないから、だらけきってなにもする気にならないから、当然落書きをするようなこともないわけで、すなわち腕が落ちる。ああ、落ちたね。落ちたよ。夏休みあとなんてレベルじゃないくらい駄目になった。
鉛筆なら、職場でも使ってるじゃないか。でもさ、職場には学校みたいな圧迫的拘束状況はないからね。時間中立ち歩いたりできないという学校の状況は、自分も動けないし、またまわりの連中も歩き回れないから、落書きを現認される心配がなかった。ところが職場ではそうはいかない。萌え絵に挑戦していて、それが周囲にばれれば居場所がなくなる。さぼっていると思われる。それだけは避けたい――、というわけで仕事中には絵は描けない。
けれどいったん絵を描いて出すといった以上、出さないわけにはいかないという変な義務感もあるわけで、だからアリバイとして一枚公開してみることにした。悩んだ末、鉛筆画をそのままスキャンして出すことに決めた。習作だ。習作だが、ここまでこぎ着けるのに何枚も何枚も失敗を出している。けれどこれが一番ましなので出すことにした。どうぞ、見て笑ってやって欲しい。
しかし、この内容はコンピュータのカテゴリーに含めるような内容じゃないよなあ。僕のお絵かき計画にでも引っ越すべきかね。ちょっと迷いどころじゃね。
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