Windowsがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

メモリ2GBの威力は?

 重量級アプリケーションを快適に動かしたい一心で、Windows機のメモリを2GBに増やしました。果たしてその結果はいかなものであったか。今回はその報告です。

あんまり意識しない

 残念なことに、あんまりメモリの効果は意識されませんでした。おお、残念。というのは、普段Windows機をメインとして使っていないというのが原因ですね。例えばこれが現在メイン機として使っているiBook G4であったら、複数のアプリケーションを起動しての作業、すごく快適になったかも知れないところですが、基本的にゲームか録音か、どちらかしかしないWindows機でのこと、あまり明確な恩恵はなかった模様です。

 でも、問題の重量級アプリケーションにおいては大きな違いがありました。まあ、ロード時間は相変わらず長いのですが、実行時の不安定さは消えました。タスクマネージャを開いてモニタしながら進行させてみたところ、おおむね1GBほどのメモリが使用されていて、OSが300MB、アプリケーションが700MBといったところでしょうか。まれに1.05GBくらいまで増えるけれど、まあおおむね1GBが目安といったところ。2GBまで増やす必要はなかった、1.5GBもあれば充分だったのかも知れないという結果でした。

 小一時間ほどプレイして、さほどの問題も感じず、ということはメモリを増やした効果はあったわけです。そもそも当初の512MBしかないときにプレイしていたときは、もたつくことが多々あって(スワップが発生しているんでしょう)、また異常終了したこともありましたが、メモリを増やしてからはその点大丈夫そう。とりあえず普通にプレイしている限りは問題なさそうです。それよりも問題はCPUの処理能力で、おおむね100%使い切ってる状況、まれに下がって95%といったところで、メモリが足りても処理が追いつかなければ仕方がないということがわかりました。

 なお、そのアプリケーションの要求するCPUは必須でPentium 4 1.4GHz、推奨だとPentium 4 2.6GHzでありますから、そもそもPentium M 730 1.60GHzでは力不足なのです。いやはや、参った。

 その後、Second Lifeにも参加してみて、2GBの威力を見ようと思ったのですが、ここでもあまりぱっとしない結果に。というのも、扱うデータ量がそもそも多すぎで、ネットワークもADSLからFTTHに替えたというのに、オブジェクトのデータはちまちまとしか送られてこないは、複数人が集まると処理が追いつかないはでもう大変。タスクマネージャ開いてみれば、やっぱりCPUが100%使用されていて、駄目だこりゃ、メモリだけでは語れるものではありませんな。

余ったメモリ

 512MB一枚構成だったところを1GB二枚構成にして、つまり512MBのメモリが余ったわけです。さてどうしたものか……。実は職場で使っているPCは256MBしかメモリが積まれていなくて、とにかくメモリの少なさに泣かされてきました。だから、もし使えるものなら職場ノートに追加して、多少は快適な環境を構築してみようかなと、そんな風に思っています。


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公開日:2007.09.03
最終更新日:2007.09.03
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