Windowsをターゲットにしたウイルス、というかトロイというべきでしょうか、が流行っているんだそうですね。まったく知らずにいて、先日、人から聞かされて知って、その拡散のしかたには驚きました。Adobe ReaderとFlash Playerの脆弱性を利用して、悪意のあるプログラムをダウンロードさせ、システムファイルの一部を書き換えて、FTPのユーザ名とパスワードを盗み出し、悪意あるコードをHTMLに埋め込んで公開して、次の感染者を待つというのがそのやり口だそうですが、企業でも個人でも、感染したコンピュータでサイトが管理されていたら、それを媒介として広がっていく。恐しいものだと思いました。
私は、この数ヶ月ほど、Windowsをほとんど使っていなかったので、今回の騒動には巻き込まれずに済んだのですが、しかし対策をせずに放置していたら、いつ、なんのきっかけで当事者になるかわかりません。なので、まずはFlash PlayerとAdobe Readerのアップデートをしようと思い、Adobeのサイトへといって、インストーラをダウンロードして、まずはFlashのアップデートを完了。その後、Adobe Readerをインストールしようとしたのだけれど、思い立って、旧バージョンをアンインストールしておこうと思って、プログラムの追加と削除を開いてみたら、なんとそのAcrobat Readerのバージョンは6。しかも、ほとんど使っていないということがわかって、Adobe Readerをインストールする必要ってもしかしたらない?
とりあえず、今、PDFをWindowsで開くこともちょっとなさそうなので、Adobe Readerはインストールせずにおくことにしました。これで、現状の問題にも対処できたことだろうと思います。最新のFlash PlayerとAdobe Readerのアンインストール。これで、当座はしのげます。