ストーリーモードをクリアしてから各地をまわって再戦すると、初戦とは比べ物にならないくらいにハードな戦いを楽しめる、そういう話を聞いたから実際に回ってみて、そのハードさにくらくらしたことはもう書きました。じゃあ、ストーリーモードをやり直してみたらどうなるのだろう。というのは、攻略本の帯の惹句にエンディング後からが本番だった!? ストーリーモード全開放
だなんて書いてあるものだから、もしかしたら(敵が)強くてニューゲームなんて趣向もあるのかも知れない、なんて思ったのですね。
ええと、ありませんでした。ということで、エンディング後からが本番というのは、私がプレイして疲れ果てた、あのことをいうようですね。クリーチャー、アイテムが強力になっているだけでなく、地変スペルで連鎖を切り、メテオやらローカストやらで、目標達成をさせないよう足を引く。初戦とはまったく違う手ごわさに驚いた、その一連の戦いが本番ということであったのでしょう。
久しぶりのストーリーモードは、やっぱりずいぶん手加減してくれていますよね。楽勝。負ける気がしません。連戦すれば疲れることは同じだけれども、三連戦四連戦くらいはこともなくこなせる、それくらいに楽です。でもって得られるカードは変わらないわけですから、楽しみながらカードを集められる、かな?
はじめて『カルドセプト』をプレイする人の中には、あまりにこのストーリーモードが手ごわいために、CPUはダイス目をコントロールするなど、ずるをしているといったりすることもあるくらいだと聞き及ぶところですが、でもある程度プレイし、しかも対人戦も経験してから、ストーリーモードをやり直すと気付くと思います。ストーリーモードのCPUは強くない。むしろ、弱めに調整してあるって。だから、ある程度プレイして、慣れて、うまく戦えるようになったと思ったら、ストーリーモードをやり直してみることをおすすめします。自分の練度が上がっているということを、きっと実感できるのではないかと思いますよ。