やっとこさ、水属性カードをコンプリートできました。なにしろ私は、エキスパンションのころから水属性をメインにブックを組んできましたから、最初に揃ったのが水属性というのはやっぱり嬉しいものがあります。と、そんなわけで、水属性をコンプリートしてみての雑感。
水属性をコンプリートしたのは、デュナンでの対ゼネス戦。水と火がそれぞれ後一枚でコンプリートという状況で、足りなかったカードというのはアヌビアスでありました。アヌビアス! 正直なところ、私はほとんど使ったことのないカードで、なにしろ私はあまり戦闘を多発させる方ではありませんから、アヌビアスとは相性が悪いのですね。道理で、今までちっとも困らなかったわけだ。
私は水属性をメインにしてきた、と最初にもいいましたが、じゃあさぞや水属性の研究は進んでるんだろうといえばさにあらず、実をいえば火属性の方がずっと使い勝手がよいとか思っていたりします。なんじゃそりゃ、っていいますと、エグゼクターと無属性クリーチャーでばりばり侵略し、自領地はケットシーとコンジャラー領地能力で呼び出したバ=アルで守るというのが実によい感じで、これにオールドウィロウを加えたら、CPU戦敵なしじゃないのか、って今日は火属性を語るつもりではなかった。
私は、水属性ではケルピー中心のブックを組んでいるのですよ。足止めクリーチャーであるケルピーは、対人戦では狙い撃ちされるからさほど有効ではありませんが、CPU相手だと禁じ手に指定したほうがいいくらいに強力で、たとえ自領地が水ひとつだけというような苦境からでも挽回を可能にする凶悪さが魅力であります。
けど、HPが30しかないケルピーは拠点を守るには弱すぎて、イビルブラスト一発で消滅するのが痛い。だから私はケルピーを置きミューテーションで強化。毒をエクソシズムで消去しつつさらに強化。リジェネレートで仕上げをするという悠長さです。カード四枚かあ。足止めクリーチャーは、その能力ゆえに多戦が予想されるので、手札には防御用アイテムもひとつふたつ欲しいところですね。ガセアスフォームとかレインボウピースとかグレムリンアムルとか。てなわけで、私の手札はケルピー強化/防御用カードがひしめいていて、武器や巻物はまずあった例がない。他領地の侵略なんてまったく考えの外で、ニンジャにフュージョンもたせるとか水土地を集めてドルールで始末するとか、いずれにせよ侵略可能になるまでの条件が厳しすぎて、道理で私のスタイルでは戦闘が多発しないといったわけです。
CPU相手に足止めクリーチャーで勝とうとすれば、堕落することは必至です。ケルピーの準備に時間がかかるためどうしても後手後手に回りやすく、もしケルピーが間に合わなかったとしたら――、デュナンでゴリガンに負けたりもします……。いや、あれはショックだった。デュナンでの黒星はいくらなんでも恥だろう。
ケルピーなしで勝てる水ブックの構築は急務ですが、正直なところ、侵略は他属性のクリーチャーに任せておきたい。侵略向きといえばドルール、ベヒーモス、リリスくらいしか思いつかないし、どいつもこいつもどっか決め手に欠けるんだよなあ。条件が揃えばST100をぶちかませたカリブディス♥が懐かしいっす。