カルドセプト セカンド エキスパンション

マルセスブルクを対策する 第三回

 第4回公式全国大会 『ALL JAPAN CEPTER'S CUP 2002』予選での舞台となるマルセスブルクを対策するためのブック、「対マルセス」を、再度対戦会において試用し、さらなる修正を施した。


対第4回公式全国大会用ブック「対マルセス」第二次修正

対第4回公式全国大会用ブック「対マルセス」第二次修正
種別 名称 ST MHP 費用 枚数
計 (平均)       2230 (44.6) 50
無属性 アンバーモス 0 40 10 1
無属性 コロッサス 70 70 120 1
無属性 サムライ 50 30 80 1
無属性 ニンジャ 40 40 80 1
無属性 バルダンダース 0 30 10 1
無属性 レイス 10 30 40+カード1 1
火属性 エグゼクター 70 20 60+カード1 1
火属性 ケットシー 20 30 60 2
火属性 コンジャラー 20 30 40 3
風属性 アーチャー 20 30 40 2
風属性 ケンタウロス 30 40 80 2
風属性 コーンフォーク 30 40 70 3
アイテム ガセアスフォーム     70 1
アイテム クレイモア     60 1
アイテム グレムリンアムル     70 1
アイテム ゴールドグース     0 1
アイテム ホーリーグレイル     80 2
スペル アップヒーバル     150 1
スペル エクソシズム     60 2
スペル ゴブリンズレア     10+カード1 1
スペル スクイーズ     50 1
スペル スパルトイ     40+カード1 1
スペル テレグノーシス     60 2
スペル パーミッション     80 3
スペル フォーサイト     40 2
スペル フライ     20 1
スペル ヘイスト     50 1
スペル ホープ     40 1
スペル ホーリーワードX     30 4
スペル マナ     0 4
スペル ミューテーション     40 1

第二次修正ブック解説

クリーチャーについて

 コンジャラーによるバ=アル召喚を軸にする戦略は変更せず、バンディットをアーチャーに変更。デコイ対策として、アーチャーの領地能力に期待してのことである。しかし、残念ながら実際にデコイを始末できるかどうかといわれれば、非常に未知数。ぶっちゃけていえば、そんな余裕はないというのが現実である。ただし、デコイ使いに対するほどよいプレッシャー、抑止力としては働くので、無闇にレベルの高いデコイを見ることが少なくなるのは事実だろう。

 これら領地能力を持つクリーチャーを活かすために、テレグノーシスを二枚に増強。アーチャーを使う暇はなかったが、マスファンタズムからターンウォール、そしてエグザイルという、悠長なコンボでLv. 5土地を守るバ=アルを引き抜かれたときは、テレグノーシスが役に立った。適当に配置していたコンジャラーをバ=アルに変え、空きLv. 5土地に放り込んだのである。高額空き地ができたとき、いつでも取れるコンジャラー or グーバクイーンは便利ですぞ。

戦闘について

侵略

 アイテムが手元に残りやすくなったため侵略しにくくなった感は強いが、それでも侵略せねばならないときはあるのであって、そういうときに素で70のダメージを叩きだすコロッサスは意外と頼りになってくれる。援護クリーチャーにとっては、有力な武器にも防具にもなってくれるので、一枚くらいは入れておいてもいいのではという印象を強くしている。馬鹿高いのが難点ではあるのだけれど。

 後はレイス、そしてリトルグレイが有用そうである。この二日間の実践でミルメコレオの有用性が再確認された以上、リトルグレイの誘拐も再び浮上することとなった。しかし、僕はまだリトルグレイを持っていない。だからレイス。ミルメコレオには正直非力だ。レイスを使うなら、ゴブリンズレアが欲しい(その時以外は、あんまり役に立たんのだけれど)。

防衛

 拠点の防御力を高めるために、ミューテーションとエクソシズムを入れているのだが、これらはファンタズムがかかった状態では効かない。盲点だった。精進が足りません。

 ともあれ、これらで強化されたクリーチャーはかなり手強くなる。HP80のバ=アルなんてのができてきたりして、これにランドプロテクトがかかればもうほとんど無敵といってもいいのではないだろうか。いや、それでも落ちるときには落ちるのであるが。

その他

 カードの回転をよくするために、フォーサイトを二枚に増強。できればホープを増やしたかったが、一枚しかないのでそれはできない。余談ではあるが、プロフェシーは占い館の効果とは異なり、ブック中からランダムにカードを持ってきてくれることが、有志の実験により分かった。だからどうしたといわれれば困るのだけれども……


対第4回公式全国大会用ブック「対マルセス」第二次修正姉妹編

対第4回公式全国大会用ブック「対マルセス」第二次修正姉妹編
種別 名称 ST MHP 費用 枚数
計 (平均)       2670 (53.4) 50
無属性 アンバーモス 0 40 10 1
無属性 コロッサス 70 70 120 1
無属性 バルダンダース 0 30 10 1
無属性 レイス 10 30 40+カード1 1
地属性 アンゴスツーラ 20 60 80 1
地属性 ウッドフォーク 30 30 60 2
地属性 グリマルキン 20 30 60+地1 1
地属性 ケルベロス 20 40 50+地1 1
地属性 コアティ 30 30 60 1
地属性 セージ 20 30 70 1
地属性 ドリアード 20 30 60 1
地属性 トロル 40 40 70 1
地属性 バジリスク 30 40 50+地2 1
地属性 レーシィ 30 40 50 1
風属性 ケンタウロス 30 40 80 2
風属性 コーンフォーク 30 40 70 2
アイテム ガセアスフォーム     70 1
アイテム クレイモア     60 1
アイテム グレムリンアムル     70 1
アイテム ストームコーザー     60 1
アイテム ホーリーグレイル     80 2
スペル エクソシズム     60 2
スペル スクイーズ     50 1
スペル スパルトイ     40+カード1 1
スペル テレグノーシス     60 2
スペル パーミッション     80 3
スペル フォーサイト     40 2
スペル フライ     20 1
スペル ヘイスト     50 1
スペル ホープ     40 1
スペル ホーリーワードX     30 4
スペル マナ     0 4
スペル ミューテーション     40 1
スペル リリーフ     30 1
スペル ワイルドグロース     150 1

第二次修正姉妹編ブック解説

クリーチャーについて

 地属性でもやってみたかったので、クリーチャーを火属性から地属性に変えて組み直したのがこの姉妹編である。地属性には、ケルベロス及びコアティという、条件が揃えば強いクリーチャーが存在するので、それらの編入に伴い無属性クリーチャー数を減らした。

 カード種が多いのは、戦略が練れていないせいもあるが、カードが絶対的に足りないためである。これだけの地属性クリーチャーを活用するために、地形変化スペルなどはできればもっと多くしたいところなのだが。

戦闘について

侵略

 侵略に際しては、ケルベロス及びコアティに期待している。特にコアティは、敵味方関係なしに地属性クリーチャーの配置数のみを問題としているため、地属性を使うセプターが多いほど強化されやすくなる。もちろん、自分も危険になるのであるが。コアティの準備が整うまでは、ケルベロスに期待したい。ストームコーザーを持たせれば、160ダメージが期待できる。

 次点は、バジリスクの即死。土地レベルが下がるのが難点なのだが、逆にいえば、生き残りだけを考え、敵地のレベルを下げるという考え方もできる。あんまり、攻めてきて欲しくはない。

防衛

 拠点防衛は、セージ、グリマルキンを筆頭に、アンゴスツーラ、トロルに期待したい。援護を期待できる前者二体は、防衛時の選択肢が多い分有効だろう。特にセージは、アイテム破壊・奪取を受けない。

 ただ、これらを過信するのも禁物。地属性無効化及び即死60%を持つ風属性クリーチャー、ダンピールは洒落にならない。この度の実践でも、HP90に育てたLv. 5アンゴスツーラを、ダンピールに落とされている。ガセアスフォームあるいはカウンターアムルで対抗したい。

その他

 マスファンタズムをエクソシズムで祓えなかったという経験から、リリーフを復活。これで自領二体のクリーチャーの呪いを祓えることとなる。また、適当に配置した有力クリーチャーを地領地の仮押さえと交換するなど、応用範囲は広い。使っても減らないので、一枚くらいは入れておいてもいいかも知れない。


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公開日:2002.10.15
最終更新日:2002.10.15
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