カルドセプトDS

水属性をコンプリートしてみて雑感

 水属性をなんとしてでもコンプリートしたい。そう思ってケルダーに通って、どれくらいが過ぎたのでしょうか。手持ちのカードも少ない当初こそは、気前よく出たNewカードも、だんだんに出なくなってきて、そうなると頼みは連勝による補正であります。三連勝すると、Newカードが出るような調整が加えられているのですね。しかし、いくらケルダー、いくらミランダが相手だとしても、毎日、そんなに戦ってられないわけで、だってどうしても時間がかかりますから。もっと、ぱぱっと手軽に勝てないものかなと思うのですが、私の場合、だいたい40ラウンド少々くらいかかるんですね。しかし、CPU相手になぜそんなに手間をかけるのだろう。それこそ、CPUキラーともいえる足止めクリーチャーを使えばいいじゃないかと思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。ですが、それがかなわぬ事情があったのです。

 そう、私は足止めクリーチャーを持っていなかったのですね。

水属性最後のクリーチャーはケルピー

 複数人を敵に回しての対人戦ではまずもちこたえられないけれど、どことなくぬるいCPU相手だと凶悪そのもの、圧倒的な性能を見せるのが足止めクリーチャーであります。水属性ではケルピー、火属性ではオールドウィロウ。配置するのに土地コストはかかるものの、一度配置して、土地レベルを上げてしまえば、もう怖いものはない。いくらでも止っていけ、どんどん支払っていけという気分になれる、そんなクリーチャーであります。

 しかし、先程もいいましたように、私は足止めクリーチャーにめぐまれず、一枚でもあれば、随分カード集めの進捗度合いも違ったろうに、そうは思いますが、まあなかったものは仕方がない。なので、正攻法ともいえる、土地をとり、連鎖を増やし、可能であれば護符も購入し、そして土地のレベルを上げる。そうした戦いを繰り返してきたのですね。

 その際に大活躍したのは、アンダインでありました。HPは所有する水領地×20という、条件さえ整えばまず落ちることのないという安定性を誇るクリーチャーですが、それ以上に、水属性クリチャーの攻撃を無効化するという、その能力も素晴しかったのです。なにしろ、相手はミランダ。水属性クリーチャーを中心に揃える彼女は、アンダインを前にするとなす術がないのです。だから、こいつさえ狙った土地に配備できれば、もう怖いものはない。安心して土地をまかせられる、優良クリーチャーであります。

 しかも、土地を集めればそれだけHPが伸びるという能力は攻撃にも有用で、チェンジソルブを持たせると、まずもちこたえられる相手はいない。倒せないものといえば、同じくアンダイン、そしてアイスサラマンダーですが、まあこういう場合にはニュートラアムルを持たせるなど、対処の方法もないではない。とにかくアンダインの強さは際立っていましたね。

 アンダイン以外ではクラステが凶悪で、ST40の貫通攻撃はとにかくミランダの育てた土地を片っ端から奪ってくれて、素晴しい働きでした。他にもジオファーグの即死、シーモンクの巻物強打など、攻めにも使えるクリーチャーはそこそこいるから、負ける心配なしに連戦できて、それは悪くなかったです。

 しかし、こういう戦い方してると、腕が上がらないんですね。これは、足止めクリーチャーに頼っていても同じことなのですが、工夫なく、相手の弱点に依存するばかりでは進歩がない。実際、ミランダ戦は終盤作業色が濃厚になっていた、それは否めません。

 まあ、カード集めなんざ、どのみち作業なんだけどさ。

 ともあれ、水属性のカードは揃ったわけで、じゃあ次は風か、あるいはそういうの関係なしに、報酬枚数の多い場所を選ぶか、そのあたり、決めてやらんといけませんな。まあ、まずはひととおりマップを回ってみてから決めようかと思います。


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公開日:2008.12.09
最終更新日:2008.12.09
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