あんまりにぞんざいに、夢も希望もなく組んだ「江戸の華」は、惨敗に沈む結果となった。いや、それもまたよしといった感もあるが、負けっぱなしもつまらない。ということで、前日の反省を生かし、急遽守れるクリーチャーを入れてみた。
それがこのブック、「江戸の華2」である。
昨日の反省を生かし、守れるクリーチャーを追加した。水属性のリリス、風属性のミルメコレオがそれである。リリスは守りだけでなく攻めでも充分に実力を発揮してくれるし、ミルメコレオは属性を選ばず土地を守ってくれる。定番中の定番といえるクリーチャーで本当は入れたくなかったのだが、背に腹は代えられない、魂を切り売りすることに決めた。
伴い、中途半端なクリーチャーを一掃。攻めにくく守りにくいバンディットをリストラし、武器として入れていたスチームギアも外された。ダイナマイトやレイスという相討ち必至カードは本末転倒と判断し、決戦用のライフジェムを残し除いた。
周回が短いわりに周回ボーナスの比較的多く、そのため手元に魔力がたまりやすい「天上天下?」で戦うため、ドレインマジックを入れ魔力を奪う作戦をたてる。もし相手が手元に膨大な魔力をもってトップを走るならば、ジャッジメントでたたき落とすこともありうるだろう。また魔力を奪う手段としてのミューテーションとウィルオウィスプのコンボ。移動攻撃をかけるか土地レベルを上げて踏み込めば二重の意味で痛い拠点を作るか。
ある意味、基本に返った、バランス重視のブックになったのではないかと思っている。
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