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マルセスブルクを対策する　第一回

　第４回公式全国大会 『ALL JAPAN CEPTER'S CUP 2002』への出場者を決定する、予選及びファミ通カップにおいての舞台はマルセスブルクと決まった。よって、マルセスブルクでの戦いを見越してのブック研究をここにはじめることとする。

対第4回公式全国大会用ブック「対マルセス」

ブック解説

クリーチャーについて

　無属性クリーチャーを中心とした構成をとっている。特定の属性に拠ることなく、臨機応変に対応できるようにという配慮からであるが、特定の属性に固執することなく、まんべんなくマルセスブルクでの動向を見渡したいという理由もある。とりあえずは、様子見のためのブックと思っていただければ幸いである。

　無属性が中心ではあるが、コンジャラーとケンタウロスを二枚ずつ入れることによって、火属性及び風属性での守備を考えている。特にコンジャラーは、好きな空き地にバ＝アルを召喚できるというメリットから、多くのセプターに採用されるだろうことが予測されるカードである。正直入れたくはなかったのだが、その魅力には抗えなかった。

戦闘について

侵略

　基本的には、戦闘でもって敵領地を侵すことは考えていない。だが敵高額土地を落とす必要が生じたときのことを考え、サムライ、ニンジャ及びレイスを投入した。彼らが一枚ずつなのは、戦闘多発を避けようということもあるが、カードが一枚しかないという理由もある。切実な問題である。

　武器としてはストームコーザーを用意した。サムライに持たせれば即死という無茶な武器ではあるが、ニンジャやファイターに持たせればST100を達成できるので、なんとかなりそうな気もする。ならないような気もするのではあるが。ベストは、ケンタウロスに持たせて使いまわすことだろうが、なかなかこううまくはいかないだろう。防御型クリーチャー対策としては、バタリングラムも用意。まあ、使うことはないだろう。

　武器なしでの侵略のかなめは、コロッサスを筆頭にアンバーモス、バルダンダースと続く。リトルグレイに至っては、所有さえしていない。前々回大会では彼を重視していたので、未所有なのが残念である。セカンドではきっとよく働いてくれるに違いないと、固く信じているのだが。

防衛

　防御に関しては、ガセアスフォーム、グレムリンアムルそしてホーリーグレイルという、定番中の定番を入れた。さすがにちょっとつまらない。防御用スペルの定番、ランドプロテクトが入っていないのは持っていないからである。同様の理由から、ボージェスやカモフラージュも入っていない。さらにはメルメコレオもない。不安の残る防御面を、強力なアイテムで補おうというわけだ。憶病者である。

資金調達について

　資金集めの手段としては、コーンフォーク、ゴールドトーテム、ゴールドグースを入れてある。せこく稼ぐため、バンディットも入れた。スチームギアを持っていないため、ファイターとコロッサスで代用。特に後者は、洒落の意味も強い。

　周回を稼ぐ手段として、パーミッションとホーリーワードXを入れ、マナも当然入れてある。周回ボーナス増加目的のゴブリンズレア、スパルトイも入れたが、実践でどれだけ使えるかで、今後のこれらの進退が決まるだろう。

その他

　テレグノーシスはともかく、リリーフはいらないかも知れないと思っている。これら、ブックの回転を悪化させるスペルがあるため、ホープを入れた。できれば複数枚入れたかったのだ。つまり一枚しか持っていない。こんなのばかりである。

　起死回生の一打として、ジャッジメントを入れた。序盤に引けば、生贄もしくはスクイーズ対象にほぼ決まり。うまく終盤に引きたいものである。

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公開日：2002.10.13
最終更新日：2002.10.15
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