ガンパレード・マーチを始めて、戦争と背中合わせの日常の中で少年少女たちを動かしているものが、希望だということに気付いてきました。弱音をはいたり不安になったりしながら、けれど彼らが日々を明るく生きているのは、その心の中に希望を抱いているからだと思い至りました。
そんななかで希望から遠ざかっているかに見える石津萌と狩谷夏樹。彼、彼女のことが気になって仕方がないこの頃。なんとかして、彼らに明るさと希望を取り戻して欲しいと思わずにはいられないのですが、それはまた後ほど。
さて、他のゲームでは見られないほどの自由が保証されている「ガンパレード・マーチ」。そのため、自分で目標を決める必要が出てきます。といか、目標を決めたほうが楽しいんだそうです。
でも、今回は第一回プレイということで、非常にオーソドックスな目標を立ててみました。それが以下のものです。
この三つを初回プレイの目標とします。もっと慣れてくれば、より多様な目標も築けようものですが、まずは慣れるのが目標ということで、上のようなものとしました。
初めての熊本、右も左もわからないなかでの暮らしが始まりました。学校の先生は一癖も二癖もありそうな人ばかり。一番普通だと思ったのは芳野先生ですが、数日でそうでもないということがわかりました。戦争が悪いのでしょうか、先生は不安定です。
むしろ、最初は愛国心を振り回して嫌なやつだと思った坂上先生が、話してみるとロマンティックでいい人だとわかってきました。早く師弟の関係を築きたい。
滝川はとってもいいやつで、たくさんのことを教えてくれる。アイテムもくれたりして、彼の期待に応えたくて頑張っていたらいつの間にか大親友になっていた。彼の彼女を作って一緒に仕合せになろうという言葉に押されて、頑張って頑張って頑張ったら、いつの間にか滝川を出し抜いて、ひとりで彼女持ちになってしまった。
すまん、滝川。だけど、君は一番の友達だよ。
まじめないい子なんだけど、ちょっとまじめすぎないだろうか。あれこれといってきてくれることに関してはなんとも思わないけど、芝村に対してのあまりにもひどい物言いはなんとかして欲しいものだ。
この間、ののみから「あの人と仲良くして」を教えてもらったことだし、今度提言してみよう。けど無理かも。
芝村はちょっと取っつきにくいと思ったけれど、高圧的な態度の中に誰にも見せない弱い部分をかくして、そういう部分が非常に素直じゃなくて可愛い。というか、意地があるのでそれを素直に表現できないところがあるというのは、誰しも多かれ少なかれ一緒で、そういうところに共感したのかも知れない。
士魂号の同乗者ということもあって仲良くしたいと思って、いろいろ話しかけていたら、いつの間にかそういうことになってしまった。
取りあえず、最初の目標はクリアかな。
しかし、あんなにも嫉妬深いものだとは思わなかった。
けれど、デートは非常にいい感じ。一度目のデートは突然で、二度目は約束してからのものだった。今度はどこいこうか。
子どもだと思って甘く見ていたわけじゃないんだけど、この子にはしてやられた。
いろいろ話していると楽しいので、親しく付き合っていたら、争奪戦発生。それもこれも、士魂号三号機の整備をしてくれている森と狩谷に工具箱をプレゼントしたくて、彼女から「プレゼント」の提案を教えてもらうために、一線を越えた自分が悪いんだけどさ。
争奪戦が発生してからは、芝村もののみも焼きもち状態が何日も続いて、一体いつになったらこの状態から抜け出せるのかと、本当に心配した。結局は時が解決したのか、芝村との二度目のデートの翌日、月曜日には元に戻ってくれていて、本当によかった。
小さくても、彼女は女だったのだな。
彼は最初サンドイッチをたくさんくれたので、実は気に入っているのだ。そりゃ、お金が善行からでてるのは知ってるけど、やっぱり若宮のようにさっぱりしてるやつはいいね。
これから一緒にたくさん訓練して、もっと親しくなろう。
彼の性格は僕に似ている。なんというのか、自分の職に忠実で、その効果を得るためにはあえて悪役になってもかまわないというところ。僕は彼ほどクールには徹せないけれど、彼の気持ちはなんかよくわかる、と思う。
なんというのか、寡黙なんだけど別に冷たいやつじゃなくて、いい感じがする。アサルトライフルなんかプレゼントしたりして、きっと僕は彼と仲良くしたいと思っている。
訓練に誘おう。
初めて会って以来、どこか気になって仕方がない狩谷。投げやりでどこかあきらめてしまったような態度の中に激情が秘められているようで、心配で仕方がないんだ。
なんとか彼の支えになりたいと思うが、なにをいっても反応がなくて寂しかった。けれど、彼がバスケをやっていてスポーツが好きだということを知って、売店でバスケットボールを買ってプレゼントした。その上、工具箱までプレゼント。工具箱は彼の仕事に必要なものだし、なんとか仕事を通じて自分の居場所を誇らしげに宣言できるようになって欲しいし、出来れば彼と親しくなりたい。
一緒に仕事しようかな。
ふたりともなんかコンプレックス持ってそうで、気になって仕方がない。森はまだ友達が多そうだからいいけど、特に石津はどこかほうっておけない。これはきっと、狩谷に感じたのと同じ感情だ。
これは哀れんだり見下したりしてるんじゃなくて、こんなふうに悲しそうで辛そうに傷ついた心を見ていると、自分も苦しくなってくる。だから、なんとかみんなで仕合せになりたいと思うんだ。
けれど、女の子と仲良くすると、芝村が怖いし…… 情けないなあ、僕。
こんな奴いねーよー、と思いきや、います。
身をくねくねさせて奇妙な動きで移動しながら、変なことをいってるやつ。そう、背丈もあって、けど痩せてて、まさにイワッチそのものってのがいます。
こういうやつって、結構さびしがり屋で、淋しいのがいやだからこうだったりすんだよ。けど、ちょっとうっとうしく感じるときもあるんだなあ。
人生ままならない。
うう、ただの感想じゃないか。情けないコンテンツにくらくらしながらも、続く。