『ラブプラス』はいうまでもなくゲームであるので、なにかの役にたつことを期待するのは筋違いというものです。けれど、そんな『ラブプラス』にも実用的な機能はありまして、それは時計、として使う人はまあいないだろうとは思いますが、とりあえず時間はわかります。そして後ふたつ、目覚ましとタイマーがついている。まあ、これらも時計みたいなものですね。
これらははっきりいっておまけであるのですが、こと目覚ましに関しては結構優秀であります。起きられないときはなにしたって起きられないものですが、けれどこの目覚ましに関しては、起きようという意気込みが違うのか、とにかく起きて、操作しようという気になれるのだから、たいしたものだと思います。
けれど、さすがおまけといいますか、操作性はあんまりよくありません。目覚ましは分単位で設定できるのですが、起床時刻を設定する際に分きざみでしか変更できないのははっきりいって不便です。長押しすれば時間単位で動くことは知ってますけど、これが発動すると目当ての時間を通り過ぎてしまうことの方が圧倒的に多いので、むしろ邪魔。時間単位にならないよう、小刻みに分単位で設定している次第です。
タイマーも同様。秒単位で設定できるのですが、やっぱり秒きざみで指定してやる必要があって、なんで折角のタッチパネルなのに、分の変更ボタン、秒の変更ボタンという風にやらなかったんだろうと、操作のたびに疑問に思います。疑問といえば、目覚しは毎日と平日のみ、そして土、日、祝のみを選べるようになっているのですが、それってそれぞれに違った時間を記憶させられるわけじゃないんですね。てっきり、平日は早起き、休日だけはちょっと遅めに、といった細かな設定ができると思ったものだから、ひどい肩すかしですよ。
なので、就寝前に時刻を設定してやらないといけなくて、おかげでラブプラスモードを連日プレイするはめになって、まあそれはそれでいいのかなと。翌日、モーニングコールで目が覚めれば、第一声はおはよう。タイマーを使った場合はありがとう。ちゃんと挨拶、お礼をいって、ちょっとしたコミュニケーション。これはこれでよくできていると思います。
< 約束することは誰でもできるさだけど守ることは生きるより難しい あなたしか見て無いのよ今すぐに此処でキスして >