二人黄昏に肩寄せ歩きながら

歩きながらのラブプラス

 今日仕事始め、そういう職場は多いのではないかと思いますが、『ラブプラス』的には今日はまだ冬休み真っ最中であります。これ、つまりどういうことかといいますと、登下校イベントが発生しないのです。なので、朝は部活のコメントを聞くだけ、帰りはバイトのコメントを聞くだけ、すごく物足りない。だから、朝にはおはようとメールして、帰りには何してるとメールして、そしてなんだか切なくなって、ええい、思い切って呼び出しの電話をしたのでした。

 そう、禁断の通勤時デートを敢行したのです。残念ながら、ほとんどの会話イベントはもう見慣れたといっていいほどに見てきたのものなので、手元に集中する必要なんてない。歩きながら、安全確認しながら、すいすいとプレイできる、はずだったのです。

凍えた躰そっとすりよせて君は口づけせがむんだ

 そう、キスイベントを忘れていました。スキンシップイベントは、登下校時の応用で問題なく終えることができたのですが、キスイベントははじめての経験です。歩きながら、揺れるDSにペンを走らせるのですが、それが結構難しい。軌跡はゆらゆらとじぐざくに揺れて、そして目は周囲の状況を確認しつつ、今描かれている軌跡の色はどうであるかも確認する必要があって、これは実に危険。交通安全的な意味で危険。もちろん通勤『ラブプラス』をする以上、事故などあってはならないわけで、それで通勤経路を、人通りも車の交通量も少ない、安全な、あるいはちょっと寂しい通りに設定しているのですが、それでもちょっと危険かも知れない。

 でも、ちゃんとハートいつつに持っていけたのだから、わりと余裕はあったのかも知れません。

 キスイベントも佳境に入って、ここで私が怖れたのは、リフレインが発生したらどうしようというものでした。ここ数日、通常のリフレインだけでなくエンドレスリフレインも経験していて、もしここでエンドレスリフレインが発生したらどうしよう、通勤『ラブプラス』が、車内『ラブプラス』になりかねない。それは困る。

 その怖れのためでしょうか、一度キスを失敗して、リフレインは発生せずでした。失敗したのは残念だけれど、安心しましたね。ええ、しましたよ。

 歩きながらのデートイベント。もう二度とやりません。

引用


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「ラブプラス」My Loveplus Songbook

公開日:2010.01.04
最終更新日:2010.01.04
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