Lの季節2

現実界攻略中、香野由香攻略戦ようやく本編

 北京オリンピックもなんのその、私の夏は『Lの季節』に始まり『Lの季節』に終わるのだとでもいいたげに、今日もプレイするは『Lの季節2』。二度目の現実界攻略は香野由香の攻略を目標としており、前回でSEが登場、そして今回、二人目のメインヒロイン楢山遥も現れて、ようやく本編に入ったといったところだ。

進捗状況

幻想界
澪泉 双葉エンド (1)、純耶 佳奈エンド (1), (2)クリア
現実界
香野 由香エンド (3), (4), (6)クリア

香野由香攻略戦、気付いたらSEレベルがMAXじゃないか

 香野由香攻略戦の途中、誕生日聞き出しイベントで思わぬ回り道をしてしまったというのは、もう業としかいえない。既読率を上げる戦いに踏み込んでしまった人間には、抗いがたい誘惑であったのだ。そして今回は天羽さん、楢山遥とともに澪泉双葉に遭遇、その後の流れで迷うところであった。

 入り組んだルーティング、現実界は幻想界よりもややこしい分岐があるようで、それは攻略の意欲を高めるものではあるが、同時に既読率を上げようという意気をくじくものでもあって、だって、わかんねえんだよ、分岐条件が。問題の箇所は、中庭で七角ペンダントを天羽さんそして楢山遥に見られてしまった後のシーン。天羽さんについていくか、香野由香との待ち合わせを優先するか、そして楢山遥に接近するかの分岐において問題が発生する。問題は天羽さんルートだ。新聞部室にいき、上岡とともに屋上へ向かうルート。そこで分岐が発生するはずだが、その条件がわからない。ひとつ独立して存在するブロック、果たしてあのブロックにはたどり着けるのか。たどり着けるとしたら、どういう条件においてなのか。それがわからない。星原さんとのフラグなのか、あるいは香野由香に会うべく戻ってきた図書室におけるシーン、つまり鵜野杜さんとのフラグなのか。そのあたりは将来的にわかるかも知れないが、場合によってはわからないな。思えば前作でもどうしても行き方がわからないというブロックがあった。最初の大分岐群における図書室であったのだが、そしてそのブロックは攻略上なんら必要でないルートであったのだが、しかしそれでも自力ではたどり着けなかった。今回もまたそうした羽目におちいるのだろうか。だとしたらいやだなあ。

 楢山遥に接近するルートは、楢山遥攻略戦の楽しみなので、今は見ない。だから、私の最終的に選んだのは香野由香に会うという選択で、そしてその後ひとしきり話を進めた後、再びルートの別れるところ、図書室ではなく中庭に向かって驚いた。ここで出会うのは駒子なのだが、かなり前の分岐で彼女と話し、香野由香に関する情報を集めてくれるよう話していなければ、かなりのテキストがスキップされてしまうのだな。そしてその後の修一に接続するシーンで、二箇所あるSEポイント、それぞれで接続時の台詞が違うから、両方で接続を試して、ようやくこのブロックのコンプリート。もちろん失敗も試して見ているが、この場面では特に失敗する必要はなさそうだ。しかし、駒子の会話のような、かなり前の選択が影響するケースは厄介そうだ。なにしろクイックセーブの数には限りがあるから、後からやり直すにしても限度がある。だから、おそらく最終的に問題になるのは、こうした箇所になるのだろうな。おそろしい大スキッププレイになりそうで、正直いやな予感だ。

 今回はここで終了。なおここから以降は、前回の現実界攻略時に可能なかぎり未読部分を潰しているから、少しプレイは楽になるだろう。なにしろ、メインのルートは全部テキストを読んでいるから、やり直しが途中に入るのは気分的にいやなのだ。なら、最後まで一通り読み切ればいいというのに、それでも未読のブロックが目の前に出ると埋めないではおられない。ああ、もうこれは業だね。だからストーリーは少々細切れに、しかし気持ちだけは途切れないよう心がけながらプレイ。この、とばさないというのもまたひとつの業だろうから、業と業の対決が甚だしいゲームであるな。


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公開日:2008.08.10
最終更新日:2008.08.10
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