まだ見ぬ香野 由香エンド (5)を見るために、楢山遥に接近中。それはしかし思いがけず楢山遥のよさを際立たせてしまったようで、それは私に楢山遥的キャラクターへの受容体が備わっていたからか、あるいはだんだん新情報が出なくなってつまんないと思っていた、すなわち倦怠期的状況に楢山遥が新たな刺激を与えたからなのか。それはわからない。わからないが、ここにひとついっておきたい。もう、もう疲れた……。つまり、香野 由香エンド (5)にたどり着かなかったのだね。
今回辿ったルートは、転ばされた後、徹底的に楢山遥に付き合って、その後の楢山遥に接触するチャンスもすべて逃さず、また異世界からの介入においても、楢山遥と行動を共にして、というもの。ただし、保健室でおすわりをさせられている時、あれ河瀬は屈辱だなんだといっていたけど、むしろご褒美じゃないのか? というのは置いておいて、協力すると答えてしまうと、楢山遥との逃亡後に香野ルートに戻れなくなるから、そこだけは否定的に答えて、で、香野ルートを駆け抜けたらエンド (6)。あれー!? 楢山遥に積極的に関わったら5にいくという予測は外れだったのか。落胆しながら、ルートや選択肢を少しずつ違えながらプレイして、やっぱりエンド (6)にたどり着いて、いや、しかし、この現実界の難易度はなんなんだろう。正直、へこたれそうだ。
香野ルートの難しさというと、途中にあるエンドブロック、あそこにも入れない。ひとつはおそらく星原さんを手にかけるエンド、もうひとつは、なんだろう、記憶を取り戻さないエンド? 記憶を取り戻す過程でなにか起こるエンド? いずれにしても入れないからわからない。予想するだけですな。どちらかが香野 由香エンド (1)なのだと思う。そしておそらくは後者がそうなのだろうと思う。前者は、星原さんに対する好感度? 香野本人に対する好感度が足りていない時に発生するバッドエンドだろうと予測されて、前作でいうところの、星原さんを信頼できないバッドみたいなものだろうと思う。しかし、今作ではあまり好感度というものが意識されない。本当にそんなパラメータあるのだろうかと思うくらいで、だって、選択肢のほとんどは好意を云々するというよりも、ルートの選択に関わるもので、いや、それでもなにかあるのだろうか。だいたい私は、香野エンド (1)と(2)の分岐条件についてもわかっていない。こうした分岐の理由がわかれば、香野エンド (5)にも、さらには途中のバッドエンドにもたどり着けるのかも知れないと思う。
さて、ここで選択だ。このまま香野エンド (5)を目指すのか、それともすっぱりあきらめ、澪泉双葉攻略に向かうのか。それは今は決めない。おそらくは次のプレイ時に、決定されることだろう。