Wizardry

地下3階はかくも便利

レベルあげにはうってつけ

 地下2階を歩き回ってレベルを8に上げ、第1第2パーティの魔術師であるNefにいたってはレベル9です。魔術師のレベル9といえば、Makanitoを含むレベル5呪文を覚える節目であり、つまり、レベル8以下の敵をことごとく始末してくれるこの呪文の使いかってのよさったらない。もちろん、迷宮下層にいけばいくほどMakanitoの有効性は薄れるわけで、それ以前にアンデッドには効かないという弱点もありますが、そんなのは迷宮3層あたりではまったく問題になりません。生きている奴ならMakanitoで全滅してくれるし、死んでるやつなら僧侶に頼んでお帰りいただくというのもひとつの手でしょう。

 さて、迷宮3層は序盤のレベル上げにうってつけのフロアです。なにがいいといっても、平安京エイリアンよろしく格子状にひかれた通路の存在です。この通路、交点には回転床があったりピットがあったりで、うかつに踏み込むとひどい目に遭わされたりもするのですが、でもこの通路のおかげで、敵との遭遇をコントロールしやすいのです。玄室に踏み込んで敵と戦い、呪文が尽きそうになったら玄室を抜けるのをあきらめ、通路沿いに脱出を図る。3階への進入は2階からの階段を利用しますが、帰りには直通エレベータで1階まですっ飛んで帰れるのも非常に便利なところです。好きなところで探索を打ち切って、すぐさま城まで帰れるという、非常にユーザーフレンドリーな作りになっているフロアなのです。

 あと、地下3階のいいところは、危険な敵が少ないというところです。一番危険なのはガスドラゴンですが遭遇確率は低めだから比較的安心だし、後は忍者とか兎かなあ。でも、このへんの連中の特殊攻撃は、毒麻痺こそ厄介ですが、その他の発動確率は非常に低いのでやっぱり比較的安心なのです。それに、Mahalito、Daltoで片が付くというところがありがたいじゃありませんか。それに、いざやばいとなったらMakanitoで一掃してしまえばいいのです。

 ただ第3パーティに不安が残るのですね。というのも、魔術師Obusはパーティを掛け持ちしているわけではないからレベルアップは遅めです。もちろんMakanitoなんて使えない。だから、緊急時のMakanitoで全滅技が使えないのです。だからそのへんは、ObusがDalto or Lahalito、後衛僧侶のTaonがManifo or Montinoで対処するということになるでしょうか。僧侶もあと1レベルあがれば複数攻撃呪文が使えるようになるのですが、ないものをくよくよしてもしかたがないから、今はあるもので対処していくほかありません。

 このあたりになると、+1武器防具がちらほらと見つかるようになるので、装備の充実を図るのも重要になってきます。また、金もそこそこ貯まってくる時期でありますから、ボルタックで+1防具をそろえるのもいいでしょう。ACが下がるということは、敵の攻撃があたりにくいということ、つまり毒麻痺石化クリティカルヒット、さらにもっとも嫌なエナジードレインを受ける可能性が下がるというです。だから金の貯まった順に防具を買い替えていくのですが、ここで問題が。いやあ、ボルタック商店のアイテムって在庫に限りのあるのがあるから、もっともヒットポイントに不安のある第3パーティにいい防具が回らなかったんだ。

 第1パーティはよくしたもので、ちゃっかりいい武器防具を発掘しています。第2パーティはうまく購入にこぎつけ、だもんで第3パーティだけが妙にピンチ。戦力的に劣るは、防具もいいのが見繕えないはで、踏んだり蹴ったりっぽいのですが、そこは持ち前の頑張りで乗り越えたいものだと思います。


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ノーリセットで駆け抜ける青春:Index 「Wizardry」リセットボタンのない人生(仮)

公開日:2006.09.15
最終更新日:2006.09.16
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