レベル6になってはじめて地下1階をうろついてみたという話を以前しました。今回のチャレンジは特性値に恵まれないキャラクターでもってノーリセットプレイをするというものなので、用心に用心を重ねて進もうとしているということはこれまでにも何度もいっていますが、それはつまりどういうことかといいますと、できるだけ最長距離を歩こうということに繋がります。#1は最短距離をたどれば驚くほど簡単に迷宮最奥にたどり着けるように作られているから、それこそ最短クリア時間4時間みたいなことも可能なのです。でも、あくまでもそれはリセット併用も考えに入れた時間で、だって魔術師がMakanito、僧侶がBadiを覚えたらアタック開始という乱暴プレイです。はっきりいって、今回はそういうプレイはできません。あまりにも危険すぎます。
#1の地下1階には名物といっていい敵キャラクター、マーフィーズゴーストがおりますが、今回のプレイでは彼に会うのは各パーティ1度ずつと制限しました。なので、レベル上げは通常戦闘に頼むということになるわけでして、つまり地下1階でレベル6から7に上げようと思えば、自然迷宮の隅々までを歩くという話になろうかと思います。今回もオートマッピングはオフにしていますので、実際問題として全ブロックに足を踏み入れたかどうかは確認できないのですが、方眼紙を用意してマッピングするくらいの気持ちでチャレンジしています。
レベル7にあがれば、魔術師、僧侶ともにレベル4呪文が使えるようになるのですが、これはどういうことかというと、僧侶に関しては毒消しの呪文Latumofisが使用可能になるということで、魔術師だとDalto、Lahalitoが重要になってきます。これは、毒という地味ながらも致命的な(特に初期パーティにおいては)悪条件を呪文でもって改善することができ、戦闘においてもより優位な展開を期待することができるということです。つまり、地下2階に降りるのにレベル7まで待ったというのにはそれだけの理由があったというわけなのですね。最低、Latumofisが使えないことには、危なくて地下2階などにはいけません。
あと、僧侶系レベル4にはMaporficという重要呪文があり、冒険中を通してACを2下げることのできるこの呪文、使えるなら積極的に使わない手はありません。とにかく、ACが下がる=敵の攻撃があたりにくい=ダメージ減かつ異常状態に移行しにくい、ということでありますから、とにかく余裕があれば使うべきかと思います。
今回のチャレンジでは、3パーティともに僧侶が2名ずつという編成ですから、僧侶呪文の充実は正直ありがたいものがあります。回復に余裕があり、Latumofisの残量を気にしてMaporficを使うかどうか迷う必要もない。パーティのレベルが低い間は僧侶を前衛に置くというのが私の基本ですが、後衛にも僧侶がひとりいるわけだから、攻撃回数を減らすことなくMontino、Manifoを使っていくことができます。それに宝箱の罠を見抜くCalfoを安心して使えるというおまけ付き。前衛僧侶のレベル2はCalfo専用と割り切って、後衛僧侶のレベル2はManifoないしMontino。そういう使い分けができるのは大変にありがたいものがありました。
今回のチャレンジでは、すべての僧侶がレベル7になった時点でLatumofisが使えるようになって、まあDialが使えなかったりMaporficを覚えなかったりということはあるのですが、特に第1パーティは両者ともMaporficを覚えなくて、レベル8にあがるまでACに不安があった……。でもまあ、地下2階だとそんなにおそろしい敵もいないから、まあまだましかなって感じではあります。
問題は魔術師でした。Nefはレベル7の時点でDaltoもLahalitoも覚えず、けれど他のパーティメンバーがレベル7になるころにはNefはレベル8という訳で、非常に攻撃呪文に余裕がありました。もうばんばか使えるって感じで、実に贅沢気分。だから、Obusがつらかった。というのはですね、一体どういうわけか、Obusもレベル7でDalto、Lahalitoを習得しなかったのでした。だから、とにかく地下2階のチャレンジが厳しくて、第1第2パーティはすたすたと地下2階を歩き回ってすぐさまレベル8にあがったというのに、第3パーティは何度もいったりきたりを繰り返してやっと、という有り様でした。
で、Obusがレベル8にあがりDaltoが使えるようになったと思ったら、Nefは一足先にレベル9。Makanitoが使えるわけですよ。なにこの戦力差、というわけで、本当にこのチャレンジにおいては魔術師が進行の速度を大きく分けているなと実感しています。
さて、地下2階で起こったできごとはというと……、ガスクラウドにびびりながらMahalitoで焼き払った当初こそははらはらドキドキもありましたが、後はさほどでもありませんでしょうか。怖いといえばハイウェイマンとか忍者、それから兎が怖いですが、でも地下2階に出てくる彼らの能力も知れていますから、必要以上に怖れることはない、というわけで非常に順調に地下2階は行き過ぎることとなったのでした。
あ、そうそう。クリーピングコインが出たらうはうはです。
< 地下1階を踏破する 地下3階はかくも便利 >
ノーリセットで駆け抜ける青春:Index 「Wizardry」リセットボタンのない人生(仮)