日々思うことなど 1996年について

 例によって、過去のレポート中心に構成されています。

 特にこの「日々思うことなど」では専門の音楽から離れるものを中心に入れていく予定でしたが、95年なんかは音楽関係も一緒くたになっていてその辺の棲み分けがなされていませんでした。それを、この1996年から音楽について書かれているものは音楽あれこれに振り分け、少しずつそれぞれの区分けごとの違いを出していこうとしています。

 95年までは、それこそまとめて「日々思うことなど」に突っ込んだ感が強かったのですが、それはその時点では音楽について書かれたといってもまだ学部生の若輩が若気の至りで書いたものに過ぎない、ということでこちらに振り分けられたのだと考えていただければ幸いです。だからといって、96年(学部四回生)からは専門的になったのか、といわれればそうでもないのが実情で、心苦しいかぎりなのですが……

 さて、恒例の解題ですが、この年代の文章は結構やっつけ仕事だなあ、と思わざるを得ない出来です。といえば他の年代はどうだったかという問題が生じるのでこの年にかぎっての話ではないのですが。

 音楽美学講義は主に中村孝義著『室内楽の歴史』(東京書籍刊)について批判的に感想を書けというものでした……が本人目の前にして感想を書くというのは実にやりにくい作業でした。


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公開日:2000.08.12
最終更新日:2001.09.02
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