空しいことがいっぱい

 生きていくってことは、空しさに耐えるということでもあるんですね!

 LDプレーヤー、故障しました。いや、積極的な故障じゃなくて、消極的に故障しただけなんですけど。

 ああ、修理だ! 部品があるかどうかわからないけど、とにかく修理だ! というか、持ってるLDソフトをDVD化したりしたほうがいいんだろうか。ああ、めんどくさいし、DVDソフトで買い直して、それがまた過去のメディアになった日にゃあ、いい面の皮だよな。

 いや、もし今私が、現時点に生きるおたくであったらDVDソフト買い直しくらい、なんの躊躇もないチョイスであるんでしょうが、残念ながら今の私は過去に生きるおたくであるので、そういうアクティビティは持たないのです。残念ながらないのです。

 でも、LDプレーヤーは修理。運よく部品があったら、一万五千円くらいとられます。まあ、それくらいはよしとしようぜ。くぅーっ、なにが悲しいといっても、自分の資産が過去へ過去へと押し流されていくことが一番悲しい。持っているものが、生きた価値ではなく、ただ所有しているだけという価値になるのが、なによりも悲しいんです。

LDはもう過去の遺産ですか? 初期形;2004年12月23日作成)


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公開日:2005.01.09
最終更新日:2005.01.09
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