クリエイティブ・コモンズ・ライセンス下にて写真を共有、その場所はflickrという話は先達てしたところでありますが、このflickrというサービス、使ってみると極めて面白くて参ります。なにが面白いといっても、他の人の公開している写真へのアクセス簡便性でありまして、まず自分のトップページにEveryone's Photosとして公開されている写真。これ、どういう基準で選ばれてるのかわかりませんが(公開順?)、なんか面白そうな写真を見つければクリックして移動して、そうしたらそれが当たり前に外国の風景だったりして、こういう簡単に国境や文化をまたいでしまえる可能性の面白さ、最高です。
例えば今日も、自分のトップページを開いてみたらなんか空港の写真みたいのがあって、それが妙に興味を引いたから開いてみたら、ガウディの強烈に印象的なサグラダ・ファミリアの写真なんてのが出てきて、わお素晴らしい! しかもそれがクリエイティブ・コモンズ・ライセンス下で公開されているから、こうして私のページで写真を利用することも可能で、すごいよね、本当にすごいことであると思いますよ。
私の写真もクリエイティブ・コモンズのライセンスでもって公開しているわけですが、最初、果たして公開して意味のあるような写真なんてあるのかななんて思って、いずれ飽きるんじゃないかななんて心配していたりしていたんです。けど、取りあえず毎日GR DIGITALを持って歩くようにしたらですね、なにかしら取るんですね。確かに今だけかも知れませんが、けれどこうして公開の場があって、誰かが見つけてくれる可能性があるのだったら、私はとり続けられるかも知れないなんていう予感がします。
さて、毎日写真を撮って、一枚でも二枚でも公開してという段取りですが、これが結構面倒くさいんですよね。私は面倒くさいときっと飽きてしまうことがわかってるから、タイトルは極めて即物的に、コメントもいいわけ以外はつけず、そしてレタッチもリサイズもしない。撮った、そのままをありのままに出します。基本的には選別もしません。よっぽどできが悪いか、よほどの個人情報でもない限り全部を公開しようという腹でいます。
で、そうした場合に面倒なのはアップロードなんですよ。私はGR DIGITALの最高画質(RAWは除く)で撮っているから、ファイルが3メガくらいあるんですね。だから、すごく時間がかかる。一枚二枚ならWebベースでのアップロードで済ませますが、それ以上になるとWebベースでは到底無理。専用のアップローダをダウンロードして、素直にそいつを使っています。
家に帰るとすぐコンピュータにファイルを写し、最低限のタイトルとタグだけ付けてやって、アップロード中に食事やらなんやらを済ませます。で、その後で横向きの写真を回転させたりするんだけどこの辺が結構時間かかって、面倒くさいですね。でも、今はその面倒くささも面白いから大丈夫だと思います。
後は、このへんのことを生活のパターンに組み込めれば完璧、ですね。