今日、職場にて思うところあって、日本語入力ソフトウェアを変更したのでした。もともと使っていたのは、純正というか御仕着せというかのMS-IMEであったのですが、それを思い切ってSKKに変更。なので、今日は入力効率を落し気味に作業していたのでした。
SKKというのはどういうものかというと、文節の区切り、送り仮名の送りなどを、ソフトウェアの判断にまかせず、入力するものが指示してやるという、そういう思想を持っているのですね。なので、慣れないうちは、ちょっとまごまごします。でも、これ、ひとたび慣れたら、きっとかなりのスムーズさで入力できるようになるんじゃないかと思われて、だから苦労は今のうちだけでしょう。慣れる日を心待ちにしながら、付き合っていきたいと思います。
なお、Windowsでは、Emacs(Meadow)上ではDaredevil SKKを、他のソフトウェア上ではskkimeを使うことにしました。また、自宅の環境、Macintoshにおいては、AquaSKKを使います。これ、ユーザ辞書こそは別々ですが、同じ基本辞書を使えるわけで、また使用感もほぼ同一だから、プラットフォームの差異を感じにくいというメリットもあって、なかなかによさそうだぞと思っているのですね。
でも、エルゴソフトが解散するようなことがなければ、SKKに手を出すこともなかったろうと思います。きっとegbridgeを使い続けていたろうし、WindowsではMS-IMEを使い続けたろうと思うのですね。そう、これはegbridge以後を考えての移行であったのでした。
(初出:2008年12月9日)