風邪を引いて窒息しかける

 このあいだの風邪が治っていなかったのか、ぶり返したのか、あるいは違う風邪を引いてしまったのか、数日前から調子が悪くて、まいってしまっている。とはいえ、ピークはもう過ぎた。あとはゆっくりなおっていくだろうという状況である。

 おとついの夜、鼻水が出る、くしゃみが出る、少し熱っぽいかな、などと思っていたところ、ついに洟が止まらなくなってしまって辟易した。くしゃみをすると、大量の鼻水が落ちる。おちおちと本も読んでいられない。このまま酷くなったらどうしようか、などと思ったのは、データ整理の仕事を依頼されていたからで、悪いことにこれが急ぎだったものだから休めない。いや、休んでもなんとでもなるとは思うんだけど、まあ休まないほうがいいよね。そして翌日、酷い鼻水は止めどなく流れ、しかしそれでも仕事にはいった。マスクをして、背には懐炉を貼って。そして仕事中は、流れる鼻水も拭わず、って、もうきりがないんだもの。マスクの中に畳んだティッシュを入れて、定期的に交換、その際に一緒に鼻をかむというのをやっていた。いや、定期的といってもものすごいハイペースなんだけど。五分くらいだったかなあ。はっきりいって、仕事にならん。

 その帰りの車内でのことだった。もうしんどいものだから、寝ながら帰ったのだが、マスクの中に仕込んだティッシュが鼻水でぐっしょりと濡れてしまい、鼻と口を塞いでしまうのだね。いやあ、もう、窒息するところだった。冗談じゃなく、死ぬかと思った。多分、睡眠時無呼吸症候群の人は、毎夜がこんな感じなんだろうなあと思った。こりゃ、体に良くないよ。

 今日は仕事は休み。昼過ぎどころか四時まで寝て、鼻水くしゃみは止まっていたが、のどが酷い。痛くはないのだが、声ががらがらにかれてしまっていて、最悪。でも、峠は越したろう。明日ゆっくりして、それで治ればよいなと思っている。


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公開日:2008.11.29
最終更新日:2008.11.29
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