一念発起フランス語

簡単な言葉が通じないなんて

フランス語学校、秋学期二回目

 本日の授業は、ちょっと変則的にスタート。いつもなら今週の出来事発表からはじまるところが、いきなり問題からはじまったのです。その問題というのは、関係代名詞及び場所の関係副詞。主語を先行詞に取るquiと直接目的語を先行詞に取るque、そして場所や時間を取るの三つを使うのですが、関係代名詞には意外な盲点があっていけません。例えば、二つの文章を繋ぐのはいいのですが、その際に発生する時制の一致という問題。時制に関しては気をつけているつもりでも、どうしてもいいかげんに扱いやすいものです(って、僕だけ?)。他の問題としては、queを用いる際に複合過去の過去分詞が先行詞の性数に一致するというのも忘れやすい。どうやら僕は、この一致というのを忘れやすいようでいけません。

 このようにちょっとややこしいところもある関係代名詞ですが、理屈さえわかって使えるようになれば、表現力が一気に豊かになるのも事実なので、僕はこの関係代名詞をかなり愛しています。それに、これと受動態を作る作業は、やり方さえ覚えれば機械的にこなせる部分があるので、中学高校の英語の授業で、他は駄目でもこれだけはできるようにしたのでした。

 でも、quiqueは使っても、を使うことはほとんどないので、向後はこれをうまく使えるように練習したい。lequelの類いも使えるようになりたいなあ。

 ともあれ、この練習の後は、第二十三課に入りました。ビデオを二度見てから、フレーズ毎の聞き取りに入ったのですが、僕はもう聞き取りが酷く悪い。なので、聞き取りが出来る人というのは本当に羨ましいのでした。

 そして最後に今週の出来事を話して終わったのですが、これが最後というのは、なん出だったのだろう? 謎です。

発音というのはとにかく難しい

 関係代名詞の練習題で、C'est une villeというフレーズに、quiqueではじまるの関係代名詞節を自作するというのがありました。それで僕は、qui est très petiteという文を作ったのですが、このpetite通じませんでした。何度いっても通らなかったので、ノートに書いたのを見てもらってはじめて通じた(そりゃ当たり前だ)。

 これは、さすがに少しショックでした。もうちょっとややこしかったり難しかったりする単語ならまだしも、通じなかったのがpetiteですから。どうしたもんだろうかと、少なからず放心する思いでした…… 発音ばかりは、何度も聞いて何度も話す以外に道はないと思うので、せめて僕は歌で覚えたく思います。なのに最近はまってるのはジプシー・キングスだったり、今聞いているのはサイモン&ガーファンクルだったり、寝る前に聞くのはゴンチチだったり――、こんなでいいのでしょうか?


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公開日:2002.10.19
最終更新日:2002.10.26
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