こととねの入り口 > 音楽あれこれ > 『グレン・グールドの音楽思想』RILM用要旨
グレン・グールド Glenn Gould (1932-1982) は、彼の音楽に対する姿勢やテクノロジー論から、20世紀における音楽の在り方の典型的な現われとして理解されてきた。だが、カタログ文化や即物的音楽観の担い手としての彼はあくまでも一面的な評価でしかない。彼のさまざまな発言や彼にまつわる証言などからは、音楽の本質を重視し、音楽に接近する手段として音楽行為を称揚した、行為者としてのグールドが浮かび上がってくる。
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