2004年11月18日正午過ぎ、職場にてロッコーマンよりメールを受けた。
特注「アストリアス Dカスタム S」が出来上がったと連絡が有りましたのでお知らせ致します。
この報を受けて私は、矢も立てもたまらずロッコーマンに駆けつけようと思ったのだが、メールには続きがあった。入荷は明日。つまり今日いっても楽器はまだないのである。勇み足で午後休をとるところであった、危ないところであった。
私はいらちである。待てないのである。運送業者を待つくらいなら自分で取りにいきたい性質である。それをいつも運送業者にゆだねるのは、そのほうがコストの面でも時間の面でも有利であることが多いからだ。だが忘れてはなるまい。なぜ私が多くのギターメーカーの中からアストリアスを選んだか。アストリアスの評判――非常に質の高い楽器を作る――に加えて、ロッコーマンの立地が重要であった。
そう、ロッコーマンは電車で一時間の距離なのだよ!
ギター代金はすでに用意されている。後は取りにいくだけ。明日仕事が捌けたら、私は一目散に神戸に向かうことであろう。
読者諸氏、刮目して続報を待て!
< ギターをオーダーするということ アストリアス D. カスタム Sを受け出しにいく >