そして、またD. カスタムはあまり弾かれていない。といったら、なんだかギターに全然触れていないみたいだが、そうではなく、最近はスライドバー使ってスライドギターの練習をしているので、D. カスタムを弾く機会が減っているというだけだ。
スライドで弾く時にはAD-35を使っている。なぜかというと、こちらの方がD. カスタムよりも弦高が高いからだ。スライドを使う時は、弦高が高い方が弾きやすい。それでこちらを使う。できればリゾネーターギターとかあったらいいんだろうが、いくつもいくつもギターを持ってもしかたないから、練習の段階はAD-35でいい。もしこの先、スライドにはまったら、その時に考えればよいだろう。
というわけで、D. カスタムは弾いてないんだが、このギターをメインに弾くようになって、AD-35の鳴りがよくないことを気付かされたことがあった。なんでだったか、ふとAD-35を弾いてみようと思うことがあって、歌の伴奏をやっていた、途中、だんだんに盛り上げようとクレッシェンドしようとしたところ、音量が増大しない。力を加えても、加えても、その力がどこに吸い取られていっているものか、全然反応してくれない。そんなことがあったっけ。
これは逆にいえば、D. カスタムがそれだけ、よく受け止め、よく反応してくれるだけの余力を持っているということなのだろう。だから、スライドもD. カスタムで練習してもいいのかも知れないが、オープンチューニングにするのが面倒なので、やっぱりこの先もAD-35を使うのだろう。
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