フラメンコ・レッスン:練習風景その2

 レッスンを終えて、翌日の模様。

右手の甲がちょっと痛むね

昨日、結構な時間ギターを弾いて、きっと今日は左手指先が腫れるぞと思っていたんですが、結構大丈夫なもんですね。特段問題はなし。中指がちょっと痛い? それくらいで済みましたとさ。まあ、今はまた四時間ほど弾いた後なので痛むんだけどさ。

それより問題は右手だと思う。右手の甲が痛い。原因はわかってるんですが、フラメンコで使われるラスゲアードという技法のせい。薬指から中指人差し指と手を開くようにして爪側で弦をストロークして最後に戻す人差し指でアップストロークするという、これが負担をかけているんです。実はレッスンにいって、右手親指の扱いのアドバイスを受けて、これまで私はラスゲアードするときに親指を手に添わせていたんですが、それだと親指を使ったダウンがやりにくい。六弦に添えて準備したほうがよいとのことで、そうしたら薬指がまあ動かねえんだ。けれど、動かないといってても仕方がないから、親指準備状態でラスゲアードできるようになんとかして、それで何時間もやるから痛む。これ、程々にやらないと腱鞘炎まっしぐらコースだなと思います。

今日はアレグリアスに歌を付けてみました。そうしたら、笑っちゃうほどできない。録音を頼りにリズムだけを書き取って、1から12までの数字にアクセント(ゴルペ)のつく拍に印もつけて、しかもこれでできないからギターのパターンも書いて、なのにやっぱりできないから和声の変更箇所に三角を書いて、それでもまだ迷うからゴルペを打つところ、ばってんを書いていって、これでようやくなんとかいけるようになったんだけど、それでも怪しい。まあ、これは慣れですな。慣れて、自由にいろいろできるようになってからがスタートだと思う。まだ準備段階。

歌を付けてみて思ったんだけど、フラメンコのカンテは断然裏のりなんだね。ギターもそうなんだけど、それ以上に裏。シンコペーションで歌われるメロディを33222の変拍子に乗せるんだけど、ゴルペは3、6、8、10、12拍目にいれるんだね。で、歌は10拍目の裏から始まる、ってなにこのややこしさ。

まあ、慣れるしかあるまいと思って、ぼちぼちやっていきたいと思います。

(初出:2007年5月20日)


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公開日:2007.05.25
最終更新日:2007.05.25
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