フラメンコ・レッスン:第3回の覚書

 フラメンコ・レッスンの第3回は、前回から日を開けること3週間。2年と4ヶ月を開けた第2回を反省し、きっちりとレッスンに通うと決めたのだ。ただ、実際は2週間ごとにいくつもりだったのだが、それが3週間になって、どうも私はこういうきっちりと続けるのが苦手でいかん。

第3回の覚書

 今回のレッスンは、前回に習った歌付きのアレグリアスの続き。基本的にI(E)とV(B7)の繰り返しで弾いているところに、代理和音をはさんでみようというのだが、これがどうにもうまくいかない。まあ簡単な話なのだが、アレグリアスのコンパスを弾きつつ歌うというだけで一杯一杯になっているため、違うことをひとつ加えるとそれだけで破綻するというわけだ。見事に破綻。こりゃ駄目だということで、コンパスをきっちりとれるようにという、基礎中の基礎をやることになった。

 アレグリアスのゴルペの位置は3,6,8,10,12拍目にくるのだが、ここで足を踏むということをやってみて、これがまあ見事にできない。足を踏むことを意識すると手がおろそかになるわけなのだが、これで私がゴルペ(アクセント)の位置でコンパスを把握していないということが明らかになってしまった。じゃあ一体なにでコンパスをとっているのかというと、端的にいうとラスゲアードだ。1,2,7,9拍目にラスゲアードが入るのだが、これをアクセントと捉えて、コンパスのパターンを維持している。ラスゲアード頼りということは、当然ラスゲアードを使わない別の弾き方をしたらばコンパスが見事に崩れる。ゴルペも打てない。ということは、やはりゴルペでアクセントを捉えているわけではないということだ。

 というわけで、今回はゴルペの位置でアクセントをつかんで、アレグリアスを弾けるようにするということに終始して、そして宿題というか課題も同様。ゴルペの位置で足を踏めるように。足を踏む位置でアクセントを感じ、ギターを自由に弾けるようにする、これを目標にすることとなった。

 あ、そうそう。アレグリアスのコードチェンジのタイミング、間違えてた。私は7拍目でコードを変えていたんだが、それは違うんだそうで、あー、9拍目だったのか。ということでこれも覚え直し。けれど、これはそう難しくなくできるようになると思う。

余談

 自分の弾くギターの音が軽く、浅く、弱いことに嫌というほど気付かされて、やはり弾く強さだろうか、あるいはテクニックだろうか。ここで楽器のせいにはしたくない。だから、少しでも深く、広がりのある、そういう音の出るような弾き方を模索したい。


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公開日:2007.06.10
最終更新日:2007.06.10
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