フラメンコ・レッスン:第4回の覚書

 フラメンコ・レッスン第4回目は、前回からやっぱり3週間をあけて、こういうペースができあがったのは、レッスンで指摘されたことを整理するのに1週間かかり、それに慣れるのにまた1週間かかり、そして連絡をして次回レッスン日を決めるのに1週間かかる。だから本当は2週間ごとにレッスンがあるのが理想的なのかも知れない。けれど、2週間では課題がクリアできてないかも知れんからなあ。まあ、今は3週間ペースでいこうと思う。

第4回の覚書

 今回のレッスンは、前回に指摘されたことからの発展。アレグリアスのコンパス、ゴルペを打つ位置で足を踏めるようにした。加えて、代理和音をはさめるようにした。これに関しては、まずオッケー。けれど私はいまだラスゲアードでタイミングをとっているところがあるので、ラスゲアードを抜いてしまうとコンパスがめろめろになってしまう。パターンを見失ってしまうのだ。なので、ラスゲアード抜きでアレグリアスのコンパスが弾けるようにするというのが次回の目標。1拍目2拍目にダウンを入れることでタイミングをとり、後はすべて裏にiのアップを入れる。これでできるようにすれば、ダウンを1拍目のみにし、最終的にはすべてiのアップで弾けるようにしたいものだと思う。仮にギターがとまっても、意識の中でコンパスが続いている。そういう状況が作れたら最高だ。

 次。アルサプーアの復習。親指でのダウン、私はきちんと全弦を弾ききれていなくて、なのでその修正。親指を少し立てて、指先が弦をすべて弾ききるようにする。まずはゆっくりと、慣れたらそれを速く。それができるようになれば、ダウン時にゴルペを打てるようにして、そしてアップも加える。実際、このアップは一苦労。表板に指が当たるくらいの勢いで弾くようにといわれたが、つかむ方向に力を入れるのは慣れていても、離す方向となるとそうはいかない。まったくもって非力で、だからとにかく練習して、慣らして、鍛える必要がある。

 最後。アレグリアスの典型的パターンで、pでソファレドと降りていく音形を弾き、imaで上3弦をアルペジオ気味に弾くというのだが、私はこのimaを弦に置いて、つまり用意をしてから弾いていたのだが、これはよくないとのこと。空中からいきなり弾けと、そうしたらいやに難しい。けれど、これは慣れればいけそうだ。ともない、p指についてもチェック。今私はアルアイレで弾いていたのだが、これをアポヤンドで弾けるようにする。恐ろしいことに、私はこれまでpのアポヤンドをやったことがないのだ。だからどうにもこうにも馴染まず、しかしこれは少し練習すればできるようになるだろう。

 なお、このパターンはアルサプーアでも弾かれるのだが、その時には全ダウン時にゴルペをいれる。裏にiのアップを入れる。忘れやすそうなので、特に書いておく。


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公開日:2007.07.02
最終更新日:2007.07.02
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