フラメンコ・レッスン:第5回の覚書

 前回レッスンからひと月ほど開いてしまったが、気にしてはいけない、とにかく継続することが大切だ。とのわけで、本日第5回目となるレッスンをうけてきた。

第5回の覚書

 前回の課題だった、アルサプーアをそれっぽくできるようにするというのはまあクリア。いきなり完璧にできる必要はないわけで、というかもともとそんなの無理なわけで、だから少しずつ身に付けていければいいという方針の模様。ありがたい。ほっとくとアルサプーアで一生を棒に振りかねない。そう、私はそういう傾向を少なからず持っている。

 さて、今回の課題は思いがけず歌の練習になってしまった。課題曲が出たのだ。Descubriminetoというタイトル、アレグリアスなんだそうで、とりあえず先生が歌詞を書き出してくださった。ええと、スペイン語。残念ながら読めない。テレビの講座をちょこっと見ていた時期があるから、まったく駄目ということもないのだが、けどまあ駄目だね。読めないわ。読まない子音を括弧でくくってもらう。あと、コードチェンジのタイミングもメモしてもらって、よかった、ずいぶん楽ができるじゃないか。

 フラメンコには楽譜がない。だからこの曲はいわゆる耳コピーでやるわけだ。書き出してもらった歌詞、出だしのAl rey Juanは1拍目からだから。いや、それだけじゃ無理。先生が目の前で歌いながら弾いてくれるのに、とにかく食らいつくようにして着いていく。まずは歌をそれっぽく、コードチェンジの位置を確認しながらギターもなんとか音鳴らすだけ鳴らして、それでゴルペ……、打てないなあ。まあはじめて聴くような曲を、ほいほい弾いて歌えるなんてまあないわね。けどなんだか悔しいじゃん。もう何ヶ月もアレグリアスのコンパスをやっていて、全然身に付いてない。歌をどうにかしようと思えばギターがめろめろになる、コードチェンジを考えると歌がおろそかになる、そんな具合だからコンパスまで意識がいかない。

 それでも、1時間のレッスン、なんとか弾いていればそれっぽくゴルペも打てるようになってきたのだけれど、けれど考えずに感じて打ってるから、全然コントロールできなくて、ちょっと別のところに意識がいくとめちゃくちゃになる。あかんわ。

 というわけで、次回までの課題。ゴルペの位置で足を踏めるようにしよう。それでギター弾きながら歌えるようになればいいわね。曲に関しては、とりあえず録音を聴いて覚える。以上!


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公開日:2007.08.11
最終更新日:2007.08.11
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