撤退、一時撤退だ。
昨日、雑誌を買いに街に出たときにも思ったんだが、なんだかこのごろむやみに寒いね。つい先週、暖かくなりかけてきたかな、なんて思った矢先のこの寒さ。せっかく再開した練習もこの分だとやばいなと思っていたら、案の定だよ。朝起きたら、なんと外は氷点下の世界というではないか! ただでさえ寒さに弱い私が太刀打ちできる気温じゃないって。そりゃ昼には日も照って温度も上がるだろうけど、それにしても寒い。どれほど寒いかといえば、前夜、寒くて二度ほど目を覚ましたくらいだ。せっかく持ち出せるように用意していたギターも慌ただしく片づけて、ああもう、撤退。撤退だ。
二月も下旬にさしかかって、寒さも耐えられるほどになったと思った矢先の寒の戻り。ついでにいえば、なんだか体調も悪い。胸の奥がなんかすかすかして気持ちが悪い。いっぱいに息が吸えない、って結核かもしや! いやいやそんなことはなかろうさ。けれど、この胸の不調は寒さ、冷えが影響しているものと思しく、だから私は健康第一と、昼の練習を一時撤退すると決めたのだ。
ナポレオンもナチスドイツも冬の寒さには勝てなかった。じゃあ、私がかなうはずもないのが道理。撤退、一時撤退だ。