こないだもいっていたことだけど、今年に入ってからよく弦を切る。今年は弦を12回換えているが、そのうち弦を切ったのは6回。50%の割合だ。弦を切るまでの日数は、最長で17日、最短で1日。平均すると8.7日で切っている計算になる。
切れないときは二週間でも三週間でも平気なのに、それがたったの一週間ほどで切れてしまう。いくらなんでも不経済じゃないか。
弦を切るときの状況を考えると、決まってアポヤンドで弾いているときだ。アルアイレで切った経験は、覚えている限りない。たいてい、基礎連中の最中に切っている。同一弦上での練習が最も危険だが、複数の弦に渡るスケールの最中に切ることもしばしば。だから、特にアポヤンド以外に理由があるとは思えない。
アポヤンドは、そりゃアルアイレよりも弦に加わる力は大きかろう。しかし、無理に大きな音を出そうとしているわけではないのである。普通に弾いているつもりで、特に今日などは、何気なく弾いたその時に切れた。ハイポジションで弾いていたせいもあるんだろうが、12フレット周辺ってハイポジションというほどハイポジションじゃないよなあ。
アルアイレで弾くときの感触を、アポヤンドでも忘れないようにするべきなのだろうか。しかし、アルアイレでアポヤンドの強さを失わないようにという話はあるが、アポヤンドでアルアイレのようなそっとしたタッチをとはあんまりいわないような気がする。
だが、切ってしまうのは仕方ないなあ。アポヤンドの強さを弱めるようにすべきか。
切れる弦は圧倒的に第3弦が多い。太さの割に張力が強いせいだが、しかしそれにしても切れるなあ。ナットから切れるんならナットの溝を疑うが、切るのはブリッジからだから、ブリッジには溝なんてないしなあ。弦交換時にブリッジを少し観察してみたが、特段とがっているというような印象はなかった。
次いで切れるのは第2弦だ。だが2弦に関しては最近切っていない。
いずれにしても要観察だろう。そういえば、メロディではないが、そんなのを弾いているときにはまだ切ったことがない。アポヤンドで弾いていてもそうだ。とかいってたら、今度はメロディを遊び弾きしてるときに切りそうだなあ。ああ、やだやだ。弦が切れるのは、ほんと嫌な話だわ。
そういえば、弦の品質なんてのもあるのだろうか。これもちょっと観察してみよう。