基準音に合わせるのは音叉の方がやりやすい

 先日、音叉を買ってから、それでチューニングするようにしているのだが、基準のAに第5弦を合わせるのは、チューナーの電子音よりも、音叉の方がやりやすい。ギター、第5弦を鳴らしてから、足を叩いた音叉をブリッジピンの頭につけてやると、うなりが聞こえてくる。うなりが出なくなるまでペグを回して、チューナーで答え合わせすると、針が真ん中にくる。ブリッジピンに音叉を当てるのは、その方が音が聞きやすいからなのだが、耳に近づけて、そこでうなりを聞いてチューニングしても結果は変わらない。これは誰でもそうなのか、あるいは気のものなのか、それはわからないが、まわりがうるさくない時は、音叉を使うようにしたほうが、チューニングは楽になりそうだ。

 もう一本買うか?

 私の買った音叉は440Hzだが、これでチューニングしてから、少し弦を巻き上げてうなりを発生させる。秒間2回うなるように調律すると、それが442Hzとのことだ。これを応用すれば、チューニング済みの楽器の基準ピッチを確認することもできる。以前、ピアノと合わせることがあったとき、音叉一本で調律師が基準ピッチをはかってくれた。あれはちょっとかっこいいなと思ったものだ。とはいえ、余程のことがないかぎり、チューナー使うだろうよな。


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公開日:2009.11.24
最終更新日:2009.11.24
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