So-netでFTTHを利用するにあたり、選ばねばならぬことが他にもあって、それはなにかというとキャリアです。結論からいいますと、私の選んだキャリアはNTT西日本のフレッツでした。そして、その選ばれ方とはどのようなものであったのでしょうか。
So-netで利用できる光接続サービスは豊富に選べる7コース。というわけで、単純に7キャリアあるというわけではないですが、それだけ分の回線種別があるといえる状況です。ちょっと以下に整理してましょう。
あれ? 六つしかないぞ。もしかしたらwith フレッツの西日本がBフレッツとフレッツ・光プレミアムに別れているから、これを持ってふたつと勘定するのかも知れませんね。
ここからまず消えたのは、NTT東西の提供するBフレッツ(ベーシック)でした。理由は簡単。ちょっと高すぎる。気軽に月額7,980円からなんて書いてあって、しかもこれにNTT月額料金9,450円からがプラス。これはちょっと払えないということで脱落したのでした。
次に消えるのは、提供地域の問題で論外というもの。アクセスコミファの提供範囲は愛知を中心とする中部地方ということではずれ、TEPCOも同様、これは東京を中心とする関東が提供エリアです。
この時点で残ったのはフレッツとひかりone、そしてACCAであります。実はこの選択肢を前にして、私はACCAを選べるなら選びたいと思ったのです。理由は、この三つの中ではACCAが若干安いから。フレッツのファミリーコースが5,324円から、ひかりoneホームは6,615円から、そしてACCAは5,040円なのです。確かにこれを見ると微々たる違いかも知れないけれど、でも一年というスパンで見ると馬鹿にはならんでしょう。そして、私にはACCAを選びたいもうひとつの理由があって、それはなにかというと今利用しているADSLのキャリアがACCAなのですよ。いや、別にACCAが光に乗り遅れて、その規模を縮小させようと知ったこっちゃないといえばそうなんですが、けど、NTT一人勝ちみたいな状況もつまんないでしょう。それこそ親方日の丸時代の雰囲気を残しているNTT、いろいろ見てきて聞いてきて、技術方面においてあんまり信頼しちゃいかん感じがするという印象もありまして、そんなわけで正直私はあんまりこの会社好きじゃないんです。だから、できればACCAみたいな方を応援したいなとそんな風に思ったのです。
でも、現実は非常につまらない決着をするのでした。光回線のサービス提供状況は、地域によって微妙に異なりを見せます。そのため申込者は郵便番号や電話番号で持って、自宅のある地域でサービスが提供されているかを確認する必要があるのです。
私は自宅の郵便番号及び電話番号を入力し、そして提供状況を知らべてみたのです。まずはフレッツ、これはオッケーでした。次にひかりone。残念、まだサービス提供されていない模様です。そして、問題のACCA。かなりの期待を持って見てみたところ、ああ、サービスがまだ提供されていないのか。
と、このような経緯で私は結局フレッツを選ばざるを得ない結果となったのでした。
ところで、フレッツ西といえば、Bフレッツとフレッツ・光プレミアムの二種類あるようですが、一体この選択はどの時点で、どのようになされるんでしょう。ちょっと調べてみたところ、Bフレッツよりも光プレミアムの方がよいような印象も受けるんですが、けど状況によってはプレミアムに乗り換えて遅くなるというケースもあるようだから、こればっかりは運なのか。というか、一体私はBフレになるのかプレミアムになるのか、どうもこのまま放っておけばBフレッツに決まりそうなんだけれど、じゃあプレミアムを選びたいというような人はどの時点でそれをNTTに告げればいいのか、そのへんがさっぱりわかりません。最初の電話連絡時に聞かれるのかなあ……。
だなんて悠長に考えていたら、どうやらもうすでに決まっていた模様です。進捗情報確認のページを見てみたところ、しっかりフレッツ・光プレミアム ファミリータイプと書かれてありました。はあ、そうですか。もう決まっとったんですね。そうか、じゃあもう悩む必要はないわけだ。ちょっと安心というか、なんか腑に落ちないというか。もしかしたら、私が読み落としただけで、どこかに説明があったのかなあ。でも、もういいや。あんまり細かいことをくよくよ考えたくはありません。