RSSにて配信される記事をざっと見ていたら、今日はなんかAppleからの重大発表がある日だったとかで、そういえば数日前からそんなことをいっていましたね。ニュースの内容を見てみれば、なんか映画が購入できるようになったとかですってね。それでゲームも購入してiPodで遊べるようになったらしく、けど私はわざわざiPodでゲームしようだなんて思わないからこちらはどうでもいいかな。でも、Wizardryが出るようだったら考えます。
さて今回の発表はiTunesがらみというわけで、例によってメジャーアップデートがおこなわれています。正直なところ、私はiPodアップデートが用意されるのを期待していたのですが、ところがソフトウェアアップデートで見る限りでは、iTunesとQuickTimeしか表示されていません。どういうことなんだろう? まあとりあえずダウンロードしてみればわかるでしょう。
ダウンロードして、インストールして、再起動して、iTunesを開いてみてちょっと驚きました。アイコンがぱっと切り替わって、音符が緑から青に変わったのでした。起動後のiTunesにもそうした変更はなされていて、全体に青を基調としたデザインに変わっています。そういえば、ライブラリ下部に表示されるストアからのお勧めが紺色に変わっていましたっけ。そうか、iTunesを含めたトータルでの変更であったのですね。
おそらく、iTunes 7での最大の変更点は、iPodの設定じゃないかなと思うんです。他にも、ライブラリの表示を変更して、カードをめくるみたいにして曲を選べるようになったのですが、このへんはパーティシャッフルで聞いている私にはあんまり関係ないかなと、そんなわけで、iPodの管理、これが一番の変更点であろうと思うのです。
今までiPodの設定は環境設定からおこなうことになっていたのですが、iTunes 7ではデバイスとしてマウントされたiPodをクリックしてやれば表示されるようになって、これまではiTunesに読み込まれている曲のリストが表示されたんですけどね、この変更で見られなくなってしまったみたいです。大量の曲をiPodに転送するときにリストが伸びていくのを見るのが好きだったんですけど、だからちょっと残念かも知れませんね。
けど、残念なだけじゃなくて、嬉しい機能もついたではありませんか。それは、iPodの容量内訳の表示です。オーディオ、ビデオ、写真、その他、空き容量を色分けしてグラフ表示してくれるのですが、これがぱっと見てわかりやすい。そうかあ、ビデオがCD ROM一枚分ほどの容量を持ってるのかあ。もし将来、残り容量が逼迫したときにはビデオを読み込まないようにしよう。なんて考えたりして、けどまだ容量は三分の一以上残ってるからいいかあ、なんて思って、やっぱり視覚的にわかりやすく表示がなされるというのはよいなというように思ったのでした。
なお、ソフトウェアアップデートに表示されなかったiPodアップデートですが、そのあたりの管理はiTunesがしてくれるように変わったようです。iPodを接続したら、iTunesがバージョンを調べてくれて、アップデートするかどうかと聞いてくるようになって、これまでのダウンロードしたアップデータを手動で開いてということを考えると、このほうがユーザーフレンドリーかななんて思います。実際、これまでアップデート作業が必要ということにさえ気付いていなかったユーザーもいたかと思いますが、そうしたユーザーにもわかりやすくなったのではないかと思います。
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