毎月三日はEnjoy music. Charge iPod.の日。これ、なんの日かといいますと、アップルが公開しているiPodの電池を使いきってリフレッシュしましょうという日です。私はこの日を目安にiPodを完全放電させるようにしておりまして、今月の放電日はといいますと十日でした。つまり昨日ですね。けど今日は出かける予定がなかったから、慌てて充電する必要もないだろうと一日置いておいて、そして今日、充電しようとiPodをiBookに繋いでおいたらば、なんと充電されないのです。iPodの起動画面、アップルロゴが表示された画面のまま先に進まない、もちろんマウントもされない。まさに立ち往生していたのでした。
iPodがフリーズしたかと思ったので、リセットを試みました。Holdスイッチをオンオフし、オン状態でMenuと選択ボタン(中央のボタン)を長押してリセット。ですが状況は改善されません。何度かリセットして、けれどやっぱり起動画面で立ち往生。やばい、なにが起こってるんだろう。iPodのトラブル 5つのRを参考に、コンピュータの再起動を試してみても改善は見られず、なんだか嫌な予感がしますよ。
最悪復元かなあと思ったのですが、なにしろiPodがコンピュータにマウントされないときています。だから以下の手順を試みました。
その際参考にしたのは以下のページです。
USBケーブルを接続したままリセットすると、起動ロゴではなくて充電中ロゴが表示されてしまうので、一旦ケーブルを外してリセットをしました。その後速やかにディスクモードに以降。ディスクモードである旨の表示が出たのを確認してUSBケーブルを接続。無事iPodがコンピュータに認識されました。
もしかしたらこのまま放っておくと充電完了するかも知れないなんて思ったのですが、せっかくです、復元(リストア)しちゃいましょう。たまには心機一転も悪くないでしょうし、なにより不安材料を残しておきたくないですから。
iTunesのiPod設定画面に見える復元ボタンをクリックします。
そうすると、曲や設定が全部消えて初期状態に戻りますよ、というダイアログが表示され、よし、やってくれとばかりにオッケー。すると、もうちょいしたらiPodがマウントされるから、それまでケーブル抜かずにおとなしく待っとけというダイアログ(もちろん文言はもっと丁寧)。iPodの画面を見ていたら、まず白黒の充電マークが表示され、ほどなくして起動ロゴが表示され、そしてマウントされました!
画面を見ればDo not disconnect.の表示。英語に戻ってますね。私は普段表示言語はフランス語にしているので、むしろわかりやすくなった(!?)といえるでしょう。iTunesは写真はどうする? みたいに聞いてきますので、iPod用に用意したディレクトリを選択。後はもう曲が移し終わるのを待つばかりでしょう。
ただ、私はライブラリにある曲をすべてiPodに移しているわけではないので、iPod用に用意したスマートプレイリストFavoritOnlyだけから読むように設定変更。他にはビデオの読み込みやアドレス帳、カレンダーをどうするか決めて、それで一丁あがり。iPodにせっせと曲が送られているのを尻目に見ながら、この文章を書いているとそういう次第です。
iPodを復元すると、ハードディスクの内容が刷新されるために、ちょっと電池の持ちに影響するのだなんていいます。削除とつぎ足しを繰り返すことで発生したディスクの細分化が解消されるため、ディスクシークの回数が減る、電池を消耗しにくくなるという理屈だそうです。その真偽は私にはわかりませんが、でもありそうな話ではあります。なので、たまには復元もいいかも知れません。どうせ音楽ファイルはすべてコンピュータに保管されてるのですから、復元に際してなんの心理的な抵抗もないわけで、こういう気楽さはありがたいなあと思います。そんなこといえるのは、なにごともなかったからだといわれたらそれまでなんですけどね。
復元後のiPodって、起動後、言語選択画面が表示されるんですね。親切だなあと思いました。そりゃそうですよね。こうじゃないと困ります。
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