待望のiTunes Music Store開店からもう数週間が経過して、iTMSが身近にあることに慣れつつあります。とはいえ、縦横に活用しているとはさすがにいえない状況でもありまして、まずとりあえずはなにか一曲だけでも買っとかないといけないよなあ。とかいって、空っとぼけていますが、実はもう一曲、買ってしまっているのですよ。記念すべき初購入日は2005年8月17日。iTMSの動向に詳しい人なら、ある出来事が会った日であることに気付くかも知れません。
そう、8月17日は佐野元春氏の楽曲が、iTMSに並んだ日でありました。
佐野元春氏の曲がiTMSに並んだことがなぜ特別な出来事のようにいわれるのか。そうした事情をご存知ない方は、ITmediaのレコード会社を離れ、iTunesに向かう日本のアーティストあたりをご覧になるとわかりがよいのではないかと思います。つまり、佐野氏は自分の曲をiTMSに提供するために、ソニーミュージックからあえて離れたのですね。こうした動きは、iTMSを心待ちにしていた層からは非常に好意的に受け止められておりまして、そうした事情からなのか、アルバム『THE SUN STUDIO EDITION』はiTMSに並んだ8月17日の時点でトップアルバムの一位を獲得。佐野氏の音楽を好む人の多さもさることながら、氏の姿勢を支持する人の意思表明もあるのではないかと思っています。
さて、そんな私が購入した最初の曲はといいますと、やはり佐野元春氏の曲で『光』。私がこの曲にあえてしたというのは、氏のサイトを見ていただくとわかるのですが、「光」の販売収益
がアフガンやイラクの戦争で傷ついた子供たちのために寄付され
るということを知ったからです。
まあ、寄付だなんだとこんなところにおおっぴらに書いて、町中でラッパを吹き鳴らすようなまねをするのもどうかとは思ったのですが、ですが私がちょっと偽善を働くことで、こうした善を知ってもらうきっかけが増えればよいなとも思ったのです。
さて、私のiTMSにおけるはじめての買い物はこうして『光』と相成ったのですが、じゃあ次はなにを購入したものか。実は桐島かれんの『Families - 家庭の構造』が欲しいかななんて思っています。まだ買うかどうかはわからんのですが、かなりいい曲なんですよ。以前から欲しかったのですよ。
と、こんなこといってる暇があったら、さっさと決めちまえよって話ですよね。
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