iTunes 5がリリースされたというから、早速バージョンアップしたら、ルックスが大幅変更されてびっくりしました。
まあ、とりあえず見てくださいな。
まあ、見た目が変わったといっても、Mail.appやBathyScapheですっかり慣れた感じでありますし、それによくよく考えるとSafariで見るRSSフィードもこんなルックスですから、Tigerではこれでいくというのでしょう。
ルックス以外で変更されたところというと、まずは再生中の曲の情報が表示されるウィンドウでしょうか。
新しい曲情報ウィンドウでは、曲名、アーティスト/アルバム名、そして再生時間のバーが表示されるのですが、再生時間の表示に関しては結構な変更がありました。バーの左に再生した時間が、右には残り時間が表示されて、今まではこのどちらかしか表示できなかったところが、一度に見ることができるようになったのですね。私は今までは残り時間を表示させていたのですが、経過時間が見られるのもいい感じであると思います。これはちょっとした改善でしょう。
ま、総演奏時間が出なくなったのですが、これは経過時間と残り時間を足せばいいってことで。あるいは、ライブラリウィンドウ(というのか?)の時間のカラムを見るというのも手かと。
そして、iTunes 5の売りのひとつである新しい検索バー。これも多分、見てもらったほうが早いと思います。
検索キーワードを入力する欄は今までどおりですが、ところがライブラリのウィンドウ上部に今まではなかった欄が出てきて、多分これが検索バーなのでしょう。ワンクリックで検索対象を、種別あるいはカラムで絞ることができるというわけです。
これ、ものすごく便利かといわれたら、特にそれほどでもという感じもするのですが、キーワードでおおまかに探した後に、対象を簡単に絞り込めるというのは悪くないと思います。実際、先ほどLa Valseで検索してみようとしたときに、思いの外たくさんの結果が出てしまったのを、曲名で絞れたりして、これはちょっと便利かも知れないと思ったところでした。
けど、クラシック曲も結構取り込んでいる身としては、対象とするカラムに作曲者も追加して欲しいところです。編集 > 表示オプションでライブラリウィンドウに作曲者カラムを追加することは可能なんですが、検索バーには作曲者は現れないんですね。こういうところ、iTunesの弱みであると思います。
あと、キーワードを入力しようとしたときに、妙に待たされるようになったのもいただけません。以前のバージョンだと、結構きびきびとインクリメントサーチしてくれたような覚えがあるんですが、iTunes 5だとアルファベット一文字打つごとに待ちが発生して、これは少々フラストレーションがたまります。次バージョンでの改善を期待したいところです。
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