先達てからお話ししてきたiPod話。とりあえず今回でひとつの段落です。本日、無事にiPodが到着いたしました。正午を少し回ったくらいでしたかね、呼び鈴が鳴ってああこれはきっと福山通運だと思ったら確かにその通り。感動的なiPodとの対面です。
感動的とかいってましたが、正直なところはそれほどのものでもなかったりして、いや嬉しいんですよ。待っていた商品が届いて嬉しいのは確かなのですが、けど喜びや実感が盛り上がっているというような、そういう感じはしないのですね。
とりあえず箱を確認。段ボール箱に包まれて、思っていた以上の小ささで驚きます。外装を外すと、黒色のパッケージが出てきて、シュリンクを排除、パッケージは本の函を思わせる構造をしていました。
中箱をひきだして、開かないように止めているシールをはがします。中箱は、それこそちょうど本のようにといったらいいでしょうか、真ん中からふたつに開くのですよ。開いた右ページには、iPodがちんと澄ましたみたいにきっちりと収められて、ディスプレイ部にはあの有名な音楽を盗まないでくださいというフレーズがありました。左ページは普通の箱開けるようになっていて、中にはケーブル、イヤホン、合皮のケース、CDといったもろもろが入っていました。
よくいわれることですが、Appleのパッケージまでをも含めたデザイン力は抜きんでていると感じます。箱を開けるのは、単に内容物を取り出すためではなく、まるでプレゼントのリボンを外し、包装をはがしていくような、そういう感覚を演出するためのプロセスなんですね。実際感じますよ。よくできています。こういうところに手を抜かないところはAppleのよいところであると思います。
今回はiPod記事の第一回目ということで、ちょっと簡単に概略だけを示そうと思います。
今回のiPodから付属するようになったケースは、合成皮革製で、上部にはiPodという型押しがあるから、マニアにも納得の逸品です。で、私はiPod用のケースを発注して試作一号ができあがったから、Apple純正を使うことはなさそうです。
で、このApple純正なんですが、iPod 30GBモデルの厚さを考慮しているからなのか、60GBにはちょっときついんですよ。まあ、合皮だから使っているうちに伸びてよくなるとは思うのですが、あんまりぎゅうぎゅう押し込むみたいにしてというのも不便そうだから、これはコレクションとして確保しておくだけにしようと思います。
私の発注したケースというのは、とりあえず在庫の端切れで作ったものなので、凝ったものではありません。ふたもなければポケットもなく、つり下げる紐もついていない、本当にただの袋で、まあこのへんは私の好みといってよいんじゃないかと思います。
素材は、最初はニットにしようかと思っていたけれど、作りやすさから布に変更。私のは裏地もなにもない、キルト地の黒ギンガムなのですが、生地やデザインに凝れば、面白みが出てくんじゃないかなあと。まあ、今はとりあえずこれくらいで、動きが出ればまたいつか報告することになろうかと思います。
もし、私はiPodケースにこういうのを望んでいるという意見等がありましたら、web拍手ででもお知らせくだされば、ありがたく参考にしたいと思います。
さて、最後にもう一点。iPod nanoで問題になった傷のつきやすさ問題。今日のお試しBlogでも取り上げた問題ですが、ここで私はあえて、保護フィルムなしでiPodを使っていきたいと思います。それで、やっぱり傷がつきやすい、こいつは問題だと思った時点で記事を書こうと思います。その際にはデジカメ借りてきて、写真付きで掲載しますので、意地の悪い人は楽しみに、そうでない人はそれなりに待っていてください。いつまでたっても記事が掲載されないようなら、新iPodはたいして傷がつくもんじゃないのだなと、あるいは、あああいつはたいして傷を気にしないのだなと思ってください。
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