iPodが届いて、なにしろこれはただのがわに過ぎないわけですから、肝心の中身を入れてやる必要があります。つまり、いつかiPodを買うときのためにといってちまちま読み込んでいたライブラリを、iPodに転送してやるというわけです。
iPodに転送してやるというのですから、まずはiPodをiBookに接続しなければなりません。付属のUSBケーブルで接続すれば、なにやら初期化をおこなっている模様。おそらくOSを判定してディスクのフォーマットをおこなうのでしょう。ちょっと待たされるみたいだったから違うことをしていたら、いつの間にかウィザードが起動していました。適当に答えながら進んでいき、途中ユーザー登録なんかもしてみて、一連の儀式をクリアしたらiPodがマウントされました。iTunesが最前面に出てきて、ソースを見ればiPodが見えます。さあ、ようやく転送の準備ができたというわけですよ。
iPodが接続されたことで、これまでなんの意味も成さなかったiTunes環境設定のiPod設定が利用できるようになりました。ミュージック、Podcast、写真、ビデオ、アドレスデータ、カレンダーのそれぞれに、自動でアップデートするよう設定。写真に関しては、iPhotoを購入していないので、自分で撮った写真の収めてあるフォルダを選択しておきました。
OKを押すと、iPodのアップデートが開始されたのがわかりました。手に持っていたiPodが、軽くぶうんと震えているのがわかります。iBookの画面を見れば、ものすごい勢いでデータが送られています。ミュージック、Podcast、ビデオで8,600項目。30ギガを超えるデータがコピーされるわけですから、いくらハードディスク、いくらUSB 2.0といっても時間がかかります。一時間半ってとこでしょうか。正直待ってられないので、違うことしていました。
データが送られても、まだ抜いちゃだめマークが消えないから、どうしたらいいかわからない。マウントを解除してみたり、いろいろ試みて、とりあえず抜いてよさそうという雰囲気になったのでケーブルを抜きました。それで正しかったのかどうかわかりません。付属のCDに使い方の説明もあるらしいですが、私はものぐさだから読んでいません。いや、本当はちゃんと読んだほうがいいと思うんですけど、こうしたものをほとんど読まなくてもちゃんと使えるのがiPodあるいはiTunesのよさだと思います。
マウントを解除しようとして、けれどアンマウントしても抜いちゃだめマークが消えない。どうしたらいいんだろうと弱っているときに知らずボタンを押してしまった。そうして再生された曲が、私の記念すべきiPod第一曲目となりました。
その曲とは! (株)ナムコのBedtime Puzzlerでした。もじぴったんうぇぶからダウンロードできる曲で、これが実によい曲。私はすっかりもじぴったんにやられてしまっている次第です。