メモリの取り付けが終わり、問題なく認識されていることを確認したら、いよいよお待ちかね、新OS、Leopardのインストールです。なお、私の購入したiMacに付いてきたLeopardはUp-To-Date Kitであるそうで、つまりTigerがインストールされている機器にしかインストールできないのだそうですね。面倒くさい、とは思いましたが、実際問題として、OS X導入してから再インストールしたことなんて一度もないわけで、この実績からすれば、まあ問題とはならんかなと思います。
さて、iMacにLeopardをインストールするとして、どういった手段でもってインストールするべきかという問題がありまして、アップデートインストールとアーカイブインストール、そしてクリーンインストールがあるんでしたっけ? けど、今回に関しては迷うことなんてないでしょう。だって、買ったばかりのコンピュータです、データなんて入ってないのですよ。というわけで、クリーンインストールで決まりです。
クリーンインストールでは、ハードディスクのフォーマットが選べますが、ここは躊躇なくMac OS 拡張(ジャーナリング)、大文字小文字は区別しません。そしてインストール項目も力強くデフォルトを選ぶ、すなわち全部ぶち込んだってわけなんですが、X11は必要だったかなあ、なんて思いますが、まあいいや。入っていて困ることもないでしょう。
もろもろの設定を終えてインストールを開始したらば、DVDメディアのチェックが始まって、私はこの手のものをキャンセルしないんですね。しかし、これ、べらぼうに時間がかかります。それをぼーっと待ってても仕方ないから、遅めの昼食、焼き飯食べて焼き飯食べて鍋焼きうどん食べて、それでもまだまだかかりそうだから、バーネットの『リトルプリンセス』読みながら待って、昼だったのが夕方になるまで待ってもまだ終わんないんですよね。
まあそれでも、着々と進行しているようでありますから、それはそれでいいやと思って、けどすっかり志気は下がって、これまで割りとまめに写真撮ってたりしたのが、面倒くさくて、カメラうっちゃっちゃって、なのでここから先は写真はありません。
インストールが完了して、早速起動。ウェルカムのムービー見て、使用言語選んだりするのですが、そう、ここでついに今回の山場、移行アシスタントの出番であります。iBookをFirewire400のケーブルで繋いで、ターゲットディスクモードで起動。しかし、ここで思わぬトラブルに見舞われたのでした。iBookをディスクとしては認識してくれるのだけれども、そのディスクにはOS Xが入っていませんよなんていわれるんです。ええーっ、そんなわけないよ。iBookを再起動させれば、やっぱり問題なくOS Xが起動して、しかしこの状況はどうでしょう。最悪、外付けハードディスクに保存しておいたデータを手動で引っ越しです。めんどくさー。と、へこたれそうになりながらも、一番最初のユーザーを作成し、Leopardにログインできる態勢を築いたのでした。
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