移行アシスタントを用いた環境移行は非常にスムーズなものでして、あとはアプリケーションをインストールするのみとなりました。けど、このアプリケーションのインストールに関しても楽なものでして、Mac OS Xではパッケージっていうんですか? アプリケーションの収められたフォルダがあたかもファイルそのものであるかのように偽装(?)されていまして、こいつをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップしてやればインストールは完了という、実に直感的でわかりやすい仕様になっているんですね。インストーラを使ったアプリケーションだと、一体どこになにをぶち込んでやがるんだろうと、不審だったりするものですが、パッケージを使ったアプリケーションだとそうした不安はないわけです。ああ、なんでAdobeのCS3はインストーラを使うんだろう。このへん、ちょっと不満に思っています。
さて、アプリケーションの移行でした。やり方は簡単です。ターゲットディスクモードで繋がっていたiBook G4のアプリケーションフォルダを開きまして、当座必要なアプリケーションを片っ端からドラッグ&ドロップですよ。もうめちゃくちゃ簡単。このようにして移行されたアプリケーションは以下のとおり:
このうち、iCabとIRcatは移行後、PPC版からUniversal版に置き換えています。ほかのももしかしたらバージョンアップしてたりするのかも知れないけど、まあおいおいチェックしていきたいと思います。なお、EasyWMAはまだフリーウェアだった時のバージョンをそのまま使い続けています。
上記とは別に、ネットからダウンロードして導入したアプリケーションもあります。それは以下の二点:
RealPlayerは、もうさすがにいらんかなと思って移行しなかったんだけど、やっぱり必要になることもあったから新たにダウンロードしてインストール。Second Lifeは、新しい環境で心機一転と思って導入。けど、どちらも今のところあまり使われてません。
そして、最後にインストーラを用いて導入されたものです。それは二点、egbridgeとDreamweaverを含むAdobe CS3 Web Standardです。
egbridgeのインストールはいつものごとくというか、インストーラを起動してシリアル番号を入れて、あとはローマ字だとかことえり風とかを選び、そしてLeopardに対応させるアップデータをダウンロード&適用。以上で完了です。移行アシスタントが旧バージョンの辞書を移しておいてくれたものだから、電子辞典ビューアが豪華絢爛。ユーザ辞書が移行されているかどうかは、湖潤と打ってみて変換されたので、大丈夫とわかります。以上、日本語入力環境の移行完了です。
そして、CS3のインストールです。インストーラを起動し、インストール先を選択。インストールするアプリケーション一覧から、ContributeとVersion Cueを除外。グループワークするわけじゃないから、これらは不要なのですよ。DreamweaverとFireworks、そしてFlashがあればいいんです。とはいえ、使ってるものって主にDreamweaverだけだものなあ。Fireworksはまれに使いますが、Flashに関しては皆無といってもいいくらい……。
CS3の移行に関しては、アップグレードが問題なくいけるかどうか心配でしたが、CS3添付のシリアルを入れ、次いでStudio MXのシリアルを入れたら、問題なく通りました。一安心です。その後、ユーザー登録、そしてアクティベーション。Fireworksのアップデートがあったから適用。ただここで思わぬ問題発生で、CS3は旧の設定ファイルを読んでくれないんですね。仕方がないので、iBook上のMXを起動、サイトファイルを書き出して、もってきてやる必要がありました。
Dreamweaver CS3にサイトファイルを読み込ませたら、ローカルのデータのパスは以前と変わっていませんから、そのまま開いて、同期して、アップデートできまして、こりゃ非常にありがたい。こうして、サイト制作環境の移行も無事終わったのでありました。