12月18日にインストールしたセキュリティアップデートが原因で、特定のサイトでフォーム送信をおこなうとSafariが異常終了するようになってしまったというのだが、それをうけて私は、ああ、こりゃ困る人いるだろうなあ
だなんて他人事みたいにいっていました。というのも、とりあえず私の普段利用しているサイトではこうしたトラブルは出ていないようだし、だから当座乗り越えられるのではないかと思っていたわけです。ですが、その考えというのは極めて甘いものであったといわざるを得ません。というのは、私自身、思いがけずSafariの異常終了に見舞われ、その不便さを痛感したからです。
どうもSafariが異常終了をするのは、target属性の設定されているformが原因であるようです。特に、別ページを開こうとするものが危ないらしく、そしてこうしたformは意外に多いようであるんですね。
私の踏んでしまったものというのは、調べものをしている最中、アフィリエイトなんだと思います、その本の詳細情報を見るためにボタンを押す必要がありまして、押したら落ちた。ああ、こういうことがあるのかと合点が行きました。この不具合は駄目だ。目視で、問題のあるform、ないformを見分けられず、そして問題のあるものに出会ってしまった時にはもう遅いのですね。調べものをしていて、あるいは掲示板でもBlogでも文章書いていて、この不具合に見舞われたら、開いていた文書は閉じるわ、書きかけの文章は消えるわ、最悪です。こうした爆弾めいた不具合を持つブラウザは、さすがに常用できないわと思ったのでした。
さて、さすがにこの不具合はまずかったとAppleも思ったのでしょう。あるいは、大量のクラッシュレポートが届いたからだと思いますが、早々に不具合を解消したアップデートが配布されているようでして、私は23日にそれを導入して、とりあえず普通に使えるようになりました。問題に見舞われたのは22日の夜、アップデートしたのは23日の昼。とにかく早急に塞ごうと、慌てないながらも急いだ様子がうかがえます。
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