スリープはすれどシャットダウンはしない。そのようなポリシーの下で運用されている私のiMacは、それこそシステムまわりのアップデートでもないかぎり再起動されることはありません。なので、場合によればひと月やふた月くらい、スリープのみの起動しっぱなしなんてこともあり得るわけで、けれどそれで不調になったということがありません。
そんなiMacの直近の再起動は12月15日、つまり三日前であるのですが、これはQuickTimeのアップデートが目的で、これをあてればまあしばらくはなにもないだろうと踏んでいたら、今日になってSecurity Updateが配信されました。Security Update 2007-009。本年九度目のセキュリティアップデートでしょうか。これまでの私なら、きっとまわりの反応を見て、これは大丈夫と確信するまで置いておいたろうというところですが、なにしろ最近はMacintoshも攻撃対象のプラットフォームになっているそうですから、あんまり悠長なことはしていられません。というわけで、早速アップデートを適用したのでした。
なお手順は、ディスクユーティリティにてディスクの検証及びアクセス権のチェックをおこなって、その後ソフトウェアアップデートを起動。ダウンロードが済んだ時点で再起動が要求されるから、そのようにしたら、終了途中に適用されます。そして起動。ログイン。とりあえず問題はないようですね、よかった。といいたいところですが、今回はちょっと問題含みです。
今度のアップデートは危険だ、特定のサイトで検索しようとするとSafariが異常終了する! なんて話を聞いたんですね。えー、それは困ったなあ。そう思って、とりあえずAmazonで検索。ここは問題ない模様。フォームまわりがおかしいということは、Blogに影響出たりしたらいやだなあと思ったけれど、大丈夫、問題なし。なんか聞くところによると、ヤマト運輸の配送状況確認であるとか、後はインターネットバンキングとかですか? そういったところに問題が出ているらしく、じゃあちょっくら試してみよう。Googleにてヤマト運輸をキーワードに検索。大丈夫、落ちない。ヤマト運輸のトップページ配送状況確認に、適当に数字を入れて確認ボタンを押したところ、落ちますね。落ちますよ。ああ、こりゃ困る人いるだろうなあ。
Safariで落ちて、じゃあiCabではどうだろう。これ、Version 4からWebKitフレームワーク使うようになりましてね、だからもしかしたら駄目かも知れんねと思ったら、案の定というべきか、落ちました。ああ、駄目か。それじゃ、Adobe Device Central CS3に同梱の、というか、バンドル内に丸ごと収録されているOperaならどうだろう。ああ、Operaは大丈夫なんだ。じゃあ、もしなんかの必要に迫られた時には、Operaを使うことにしよう。けど、多分その機会はないだろうなあ。
そんなわけで、ちょっと波乱含みのアップデートでありました。
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