Mac OS X 10.5に対するセキュリティアップデート(2008-005)が公開されたのは、先月末、7月31日のことでしたが、特に理由もなく先送りしてしまい、けれど本当はそういう態度は問題です。わかってるんですけどね、わかっていても率先してあてない、そういう油断が問題を招くとわかってるんですけどね、ほんと駄目ですね。
重い腰あげて、セキュリティアップデートをあてようという気になったのは、8月6日の雷を伴う大雨のためでした。ゲリラ豪雨などと呼ばれていますが、突然降り出す大雨がここ数年問題になっていて、そしてそれは今年も同様、車軸を流すような大雨、そして雷。コンピュータには水も問題ですが、それ以上に雷が怖い。ええ、瞬間停電があったのです。丁度その時刻、私は家にいたのですが、ついていたテレビが一瞬消えて、再度つくという挙動を見せて、しまった瞬停か! コンピュータが危ない、そう思って確認したら、問題なく動いていました。スリープしていたのがよかったのか、あるいは瞬間の停電程度なら持ちこたえてくれるのか。しかし、それでも停電があったら危ないから、そそくさとシャットダウンをして、ええ、シャットダウンをしたのはこれがはじめてですね。一時的に停止させたりすることはありましたけれど、数時間にわたって電源が切られていたというのは、間違いなくこれがはじめてのことでした。
雷が遠くに去るのを待って、コンピュータを起動。どうせならこれを機会にと思って、セキュリティアップデートをあてることにしたのでした。ディスクの診断をし、アクセス権の修復をし、そしてアップデート。作業はこれだけです。コンピュータは再起動され、アップデートプログラムが実行され、起動して、問題なく動作することを確認しました。とりあえずはこれで安心です。けれど、雷に関してはまだまだ心配だな。自宅にいない時に、しかも勝手にスリープから復帰して、さらに悪いことにTime Machineのバックアップ中に停電なんてあったら、と思うと、ちょっと不安になりますな。まあ、これに関しては心配しすぎても仕方がないから、怖いならシャットダウンする、それがいやならリスクも込みでスリープ運用せよ、ということなのだと思います。しかし、人は天候には勝てませんね。
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